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カテゴリ:燃費ネタ
30型での、モーター優先制御の弊害(?)である充電地獄のトータル燃費への影響を考察しています。
(注)充電地獄とは、BL低下時に充電のためエンジンが始動、しばらく続く現象をいう 昨日前トピにレスしたような走行実験をしました。 先代20型での擬似実験となることご了承ください。 実験方法は以下のとおりです。 燃費が安定する数十キロのコースにて、 1)十分に水温が暖まった以降にて 2)SOCが50%以下になるまで効率的なモーター多用走法にて燃費を稼ぐ (ただし、無茶な強モーター走行は禁止) 3)長い信号停止時を利用して強制充電させる。充電量は5%程度以上 ・フットブレーキを強く踏んで、Dレンジにてアクセルを踏んでエンジンを なるべく低回転(1200回転)に保ち充電 (アクセル踏込みが弱くエンジン停止させないように注意) 4)同じコース走行中、上記を1~2回行う 昨日の夜、今朝と、24kmの通勤路で実験してみました。 燃費が安定しないコースなので厳密な比較はできませんが、いずれの燃費数値とも誤差範囲の結果となりました。 Dレンジにてブレーキを踏んでの強制充電は、エンジン走行時の効率的な充電に比べたらロスがあるであろうことは承知しています。停車しての強制充電で消費されるガソリン量(SOC 3%につき約20cc)は、エンジン走行中の効率的な充電と比た場合、20型で1割~2割多いと予想しています(前トピの実験結果より)。SOC6%分の充電でのロスは4~8cc程度、9%の充電量だと6~10ccです。30型がどの程度頻繁に充電モードに入るのかは、オーナーさんたちの情報を集めるしかないですが、それほど大きなロスにはならないと考えて良いのではないでしょうか? 充電モードに入れば当然燃費はみるみるダウンしていきます。が、充電モードに入る前までに稼いだ燃費は、見せ掛けだったと考えれば、充電モードで損したと思わないで済むと思いますが、いかがでしょう(^^ゞ 20型での低速市街地走行テクとしては、プリウスの自然の制御どおりエンジンを自然にオンオフさせるより、EVボタンを押してでも信号が青で走れる限り延々とモーター走行することが、好成績に繋がることが多いです。 実は30型のような長い充放電サイクルはそういうことを狙ったものなのかも?と考えているんですが、それはひいき目すぎますでしょうか(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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