2005/01/27(木)14:12
NHKのブログ特集での「ワーキングマザースタイル」の伝えられ方
1/21にNHK総合特報首都圏「“ブログ”ブームでネットが変わる」が放送されました。でも、わたしがこのことを知ったのは放送後で、見損ねてしまいました。
ところが、この後、WADA-blogで、その報道にいささか問題があったことを知りました。
この番組には通販評論家などとして知られる村山らむねさんが開いた、ブログを使った情報サイトワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]が登場します。
その活動として、お金をもらって、素直な感想を書いているかに見せかけたブログ記事を書いたり、批判的意見なども役割分担したやらせトラックバックをしているかのように伝えられたようです。
和田さんも「らしくない」と感じたようですが、わたしも同様でした。
去年の晩秋、ワーキングマザースタイルを立ち上げたばかりのらむねさんと、ある会合でばったり会いました。帰りがけ、駅までの短い距離、連れ立って歩きながら、らむねさんがこれまでやってきた、収入とは関係ない、素直な通販評論、今後アフィリエイトとしてお金を受け取ることに対する、すんなりとはいかない思いなどをお聞きしました。
このときら、むねさんの話を聞きながら、わたしが密かに抱いた感想は「らむねさんも、ワーキングマザースタイルの面々も、どうやら稼ぎにこだわる必要のない、優雅な身分の方々なんだなあ」でした。
なので、どう考えても、伝え聞く番組での伝えられ方は、らむねさんにも、ワーキングマザースタイルにも似合わないものでした。
この件を和田さんのブログの追記を読んだとき、わたしはこれは報道側がどこかでまちがえたと感じると共に、マスコミ側の一員として、痛みを感じました。
このほかにもトラックバックの説明のまちがいなどもあったようです。
山@SURVさんの日記によれば、その他のブログの説明などには、ブログを知らないひとにもわかりやすい親切な伝え方だったように、とても残念です。
ジャーナリズムのありかたへの思い、その他、今回思ったあれこれはまた次の日記で。