FXにはまったテクニカルマーケッター

2007/06/24(日)12:35

円安トレンド、そろそろ反転か?

FX (外国為替)(1)

外国為替相場の方、今年3月の始めに付けた115円台からずっとドル高円安基調のトレンドが続いていたが、そろそろ円高に転換してもおかしくない状況になってきた。 まず、外為相場のニュースは以下のような状況 「為替」 米株安にドル伸び悩む124.12円⇒123.76円/ユーロ・円最高値166.94円  22日のロンドン外為市場では、ドル・円は123円97銭から124円10銭で小動きとなったが、ユーロ・円が166円60銭まで上昇し、ユーロ導入後の高値更新が続いた。独6月IFO指数の下振れで166円36銭から166円24銭に下落した後、ユーロ圏4月鉱工業受注の上振れもあり買いが盛り返した。ユーロ・ドルは1.3405ドルから1.3396ドルまで下落後、1.3430ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.9943ドルから1.9963ドルで上下し、ドル・スイスは1.2381フランから1.2338フランまで軟調推移した。  22日のニューヨーク外為市場では、ドル・円はロンドンFixでの買いの噂を受けた米系主導の買いに一旦124円12銭まで上昇したが、米証券大手のベア・スターンズ傘下のヘッジファンドの損失問題に絡んだ株式市場の大幅下落を受けて123円76銭まで反落し、123円85銭前後の安値圏で引けた。 【フィスコ 2007/06/23】 ユーロ/円はドル円のドル高、ユーロドルのユーロ高を反映するような形で依然として円に対する最高値を更新する状況が続いているが、ドル円は124円を超えてから上値が重く、短期~中期的には125円を達成した後は、トレンドが円高に転換するのではないかと思う。(125円に届かずにトレンドが反転する可能性もあるか?) ドル円のチャート(日足)を見ても、そろそろデッドクロスが出つつある雰囲気で、どこまで下落するかはともかくとして調整ないし下落トレンドに転じる可能性が高いようだ。 もっとも、長期的には、巨額の財政赤字、人口減少・高齢化などのため、構造的に日本の他通貨に対する低金利の状況が変わり得ないため、ドルやユーロ、ポンドなど主要通貨に対する円安傾向が続くことは、ほぼ規定路線と考える。 ドル円は久しくトレードしてないけど、明確な下落トレンド入りで売り参戦、さらに、ドル安円高が行き着いたところで、ドル円かクロス円の買いというのが現時点での戦略。(それまでは、ユーロドル、ドルスイスフランなどで辛抱・・・) FX初心者の方には、ドル売り円買いを焦るよりも、外為相場が円高に振れた時点まで待ってから、ドルまたはクロス円通貨(ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルなど)買い円売りで参戦することをお奨めします。(ていうか、自分もそうするつもりです。) PR: FX 初心者

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