[日々感謝]の記事一覧 | after 1998

７月２１日木曜日－ベルギーへ３泊４日。

今まで旅行しなかった分、最近慌てて？旅行をしている。こんなに小さく見えるヨーロッパ大陸の国々特にEUの国々は、それでもやっぱりそれぞれ独立した国であり、それぞれ少しずつ違うシステムで機能している。留学してから、これまで行った国は、アムステルダム＆ナイメヘン（オランダ）、ダブリン＆うレックスフォード（アイルランド）、ケルン（ドイツ）だ。今回のベルギーへの旅は短かったものの、友達を訪れること彼女のベルギーを案内してもらうことになっていたので、予定の詰まった安心感のある旅だった。あえて、言えば、ヨーロッパ全体（イギリスも含めて)休みに入ったために、空港は混んでいたり、KLMの飛行機がうごかなかったり、暑さでぐったりしながら飛行機が準備・修理されているのを待ったり。初日は乗り継ぎできず、ブリュッセル（ブラッセルの方が通じそう）へアムステルダムから急遽電車で行くことになった。携帯電話と、英語、Internetのおかげで、常にベルギーのAalterという街にいる友達と連絡が取れたし、彼女も最終電車など調べてくれて、終電でAalterに着いたのは午前１時だった。途中、KONGAから来たという男性に、酔っ払ってからまれてしまってイヤナ思いをしたが、そういうことは夜の電車にはよくあることだし、他の人もいるから大丈夫と自分に言い聞かせた。私の経験というか、友達の経験も含めて、『NO』というのが一番いいのだ。しかしながら、ここヨーロッパでも『逆ギレ』現象はあるので、妖しい人に声をかけられたらなるべくすぐに『立ち去る』というしかない。ほとんどの人に英語が通じるという点で、申し訳ないくらい英語で物事がすんでしまう。最近は、アムステルダムのスキポール空港では、日本人には日本語で対応できるOfficerがいる。英語でもオッケーな私としては、最初に『元気ですか？』と聞かれることは英語ではないので、不思議な感じがする。最終的に、私がムスッとしているので、向こうも悟って英語で話し出す。日本語の話せる？Passport Check Officerは、まず、『お元気ですか？』とか『こんにちわ』とオランダ訛りで丁寧に言うが、英語の『Hello』とは若干、意味合いというか雰囲気が違うので、ちょっと緊張感がない。英語だと、丁寧な部分が全部略されて合理的なので、『Hello, where are you going? What are you going to do?』で済んでしまうのに。。。日本語でのパスポートチェックは、日本人パックの観光旅行者を対象にしているせいか、『こんにちわ、元気ですか？Nさんですか？どこへ行きますか？』ひとつひとつの質問が長めになる。うーーーーんん。。。。。ありがたいと思うべきなのだろうけど。なんとなく違和感を感じたりする。最悪の場合は、相手が日本語で挨拶してくれてることがわからなかったりするので、私はとんだ失礼野郎？になってしまうときもある。。。まぁいいや。ベルギーでは、GentとBruggeという街に行った。ポストカードにGentの日本語での音がこれまた間違っていてガックリ。フラマン＝フレミッシュといわれるオランダ語のひとつである言語はベルギーの公用語のひとつだ。フレミッシュでは、Gの発音は英語のGではなく、どちらかというとハヒフヘホに近いような音である。それをのどを使って発音する。力を入れすぎると、カッとかなってしまうので気をつけたい。Gentはﾋヘント、Bruggeはブルッへとなる。ガックリしたのは、ヘントと書かれるべきところをヘソトとなっていたこｔ。確かにカタカナは難しいかもしれない。申し訳ないと典型的に日本人的に思ってしまったりする。明らかにソ＝そを使っていたので、修正してカナダ人の友達に送りました。あんまりわからないと思うけど。では、日記が消える前にこの辺で。

土曜日－曇り～晴れのちしっとり雨－夜更けに思うこと。

今日は土曜日だ。夕べ発作があったので、寝るのが朝方になって、さらに抗不安剤と睡眠剤を取ったので、よく眠れた。面白い夢をみていて、TUBEの前田さんが合コンにいて目の前にいるという設定だった。続きが知りたくて寝続けるくらいなんだかドラマみたいな夢だった。居酒屋のようなところにいて、みんなでわいわいがやがや。とりまきは～、誰だったんだろう。多分友達、いや芸能人か？？？まぁ、いいや。Lauren（NY出身）が控えめにコツコツとノックをしたので目が覚めた。『Come in～（寝声）』とうーんと伸びをして起きるとLaurenが『I have a question...』といって控えめに入ってきた。Laurenカワイイなぁ、と思いながら、朝から起こしてもらってと時計を見たら昼を過ぎていた。『Oh my goodness! Slept soooo long!』Laurenの質問は、メジャーチェーンの本屋のオンラインショップは信頼できるかというものだった。とりあえず５年もいるとほとんど色んなことはやってみた。ので、Amazonはオンラインで早いし、大体安くなっているからそっちでチェックしたら？Waterstoneでは買ったことはないけど、もしかすると電話して注文した方が早いと思うよ。確か昔そうしたはず。。。そう、BlackwellsとWaterstoneは英国で大きなチェーンだ。どっちが大きいのかはわからない。。。WaterstoneがあるところにはBlackwellsはない。そんな感じ。OxfordにあるBlackwellsはさすが店員さんもしっかりしていて、本のタイトル、分野でさっさと本棚を探してくれる。母は座り込んで専門の原書を覗き込んで、脇に買いたい本を積み重ねていた。輸入物の半額くらいになるので、母のような人にはもってこいだ。Oxfordに行ったとき、何気なく観光しぶらぶらしていたがShoppingもなかなか楽しいと思ったらしい。本屋も英語だけでも彼女は楽しめる。アカデミックな空気が漂うところが好きなんだろう。アカデミックな空気の吸えるところ、日本で鹿鳴館が国立図書館だった頃、母は学生だった。そこで本を閲覧するのが一番の贅沢だったと遠い日々に思いを寄せる。私がその洗礼を受けたのは、東京大学の総合図書館に本を閲覧しに行ったときだった。趣はヨーロッパの石のつくりの建物そのもの。扉も大きく重い。中は少し改修されていたが、入ってすぐに３階まで吹き抜けの階段。床には赤絨毯階段も赤絨毯が敷き詰めてあり、薄暗い光のなかで、赤い絨毯の反射する微かな光に驚いたりしながら、自分の某国立大学の図書館との違いに、愕然とするのだった。多分、階段の古い部分の一部は大理石だったと思う。『なんじゃ、こりゃ。。。』と眉毛をひそめつつ、しかしながら、やはり東大と頭を垂れて、とりあえず行ける所までは行った。ため息の出る贅沢な書架と個々の自習スペース。分厚い一枚板でできたように見える古めかしい広い長机は、まるでハリー・ポッターの図書館の机の様でもあり、圧倒される空気が漂っていた。誰が言ったのかは忘れたが、『Academic institutions' buildings should be attractive and inspiring!』という一節がある。University of Oxfordのそれぞれのカレッジを外から見たり、入れるところまで忍び込んだりしてみた。建物はすごく当然のように建っていて、それでいて現実というか俗世間を忘れさせる異空間にいるように感じるほど、時間を忘れるほどの空気を醸し出していた。多分それが、上に書いたことにつながるだろう。私も今の大学に、困難や愚痴をため息でもって一息で吐き出すことで忘れられると思える好きな場所がある。嫌な事や実験室に飽きるとそういうところへ行って、時間や苦しさを忘れられる。そこへ行くと初心にも戻る。『あぁ、イギリスにいる。私は学問をしに来たんだ。』それを嬉しく感じた頃を思い出す。雨が降っても、風が吹いても、晴れていても、寮の部屋も（片付いていれば）大好きな私の居場所だ。公園が見渡せる。寮の建物も外から見ると本当にきれい。外の公園も時間を忘れる景色を持っている。常に青々とした芝が太陽の光を受けてさらにまぶしく美しい。ため息がでるほど鮮やかだ。多角形のこの部屋とのお付き合いももうすぐ終わり。。。信じられない。どうやったらこの変・多角形な部屋を私のモノとして形にしたい。そうしたくても、この変形が写真を撮っても全くどうなっているのかわからない。。。平面にならないこの形。いつか、いつか、この部屋を、アトリエのように再現したい。変形で、大きな窓が二つあり、天井はやけに高い。そんな私の部屋を造りたい。こんなに長く住めたことが、至極、とてつもなく、驚きでもあり喜びでもある。

金曜日－分析最終日?!－初夏真っ青な空。

今日は分析を最後にする日だった。一日中ほとんど、清々しい夏日を思わせる天気のよい日だった。事故などいろいろあったおかげ?で、精神的につらい日もあったが、今日でしばらく（Hopefully NEVER!!）この分析をしないと思うとうれしかった。というか、１年も待ったってどういうこと???と、思ったけど、鬱々だったり風邪ひいたりでいろいろあった。ホントに１４４サンプル流せてよかった。今日の分析は８時半ごろ終了予定で、７時前にチェックしに行って、寮に戻り道でThomasに会い、遊んでもらい??（というより私が遊んでとせがんでいるのを知りながら彼はいろいろマイペースふらふらしてたが。。。）Thomasが相手をしてくれないので角を曲がったらLeilaがいた。Leilaは１８歳の猫。とっても小さくて、おばあちゃん猫なので病気もあるのだけれど、また夏になり元気な姿を見れてうれしかった。飼ってるのはRosieさんとIanさんのご夫婦。猫好きがこうじて、猫に慰めてもらい、猫とお話し（いやもちろん、私が勝手に日本語や英語で話しかけてるだけですがね。。。）して、彼らのいろいろなしぐさを見てるだけで気持ちが和むってもんです。猫と遊んでいるおかげで猫のご主人と道端で猫の話をするようになったり、ディナーに招待されたり、猫好きは縁もつなぐのですな。。。また分析の話に。。。分析はおわったんですが、不安があるのです。明日も流そうかしら。。。と。気になる１８個のサンプルがあり、必要ないかもしれない、論文にしたら一行で終わってしまうかもしれない。。。まぁ、いいや、１４４は流したし。。。分析はデータを取るため、データを解析、そのデータがどういう意味を持つか、数字を出す時点に入らないといけません。。。おいしいものを食べに行きたいが、一緒に食べに行きたい人がいない！というジレンマに陥っている。。。ううううううううう、ダイエットもしないといけないし。。。生理が近いから、始る前に泳ぎにもいきたいなぁ。。。とにかく脳みそをリフレッシュして、データを仕上げるぞ。。。ふう

ジェイコブとアリスン ― ドリーさんとラッシーとパッチ

ジェイコブに会いに行った。アリスンの赤ちゃん。まだ５ヶ月なのにとても表情が豊かな愛らしい赤ちゃんだ。お昼寝をしないのが少し難点なのだが、その分夜たっぷり寝るらしい。今まで会った半年未満の赤ちゃんの中で一番相手をしやすい。ママのアリスンはそれでもお疲れのご様子。やっぱり、お昼寝をしない子というのも珍しいなぁと思う。たまに見せるジェイコブのにぃ～っという憎めない笑顔がすばらしくコミカルに思える。ママの声に反応して声を出すのもほほえましい。ずっと抱っこさせてくれるのですごく私はリラックスしていた。見ていてずっと飽きない。だからといって自分の子供が欲しいとかいう気持ちは湧いてこない。ヒトの赤ちゃんはかわいい。赤ちゃんを産むということが怖いんだろうなぁ。。。ヒトの一生には責任もてないというか。。。すごいことだと思う。アリスンが寮まで送ってくれた。寮のそばへ来たら、ドリーさんと犬のラッシーが歩いていた。後ろから猫のパッチも。この組み合わせに出くわすのは久しぶり。学校に行ってるとなかなかそうは出くわさない。ドリーさんの目はもうほとんど見えない。白内障の手術がうまく行かなかったそうだ。色のコントラストで公園の平らな部分を明るい時間は歩ける。ラッシーとパッチの姿を追うことは実際できないようだ。ドリーさんはおそらく７５歳くらい。私が来たばかりの頃はおじいさんも生きていて、おじいさんが昼間と夜もう一匹の大きな犬と、ラッシーとパッチとで散歩していた。大きな犬はおじいさんより先に死んでしまい、とおじいさんは昨年亡くなった。それ以来、ドリーさんと、ラッシーとパッチの散歩を見ている。物語にしたいような、絵本に出てくるような組み合わせで、切ないような、それでもコミカルのような、なんとも言えない雰囲気をかもし出している。今日はドリーさんと公園の一部を歩いて、そのままおうちまで一緒に歩いて戻った。パッチは猫だから気ままに歩いているようでも、ドリーさんとラッシーがもどってくるとちゃんと走っておうちの前に二人より前に着いてたりする。面白い猫だ。別れ際、ドリーさんが『Kaoru、何にもすることがなかったらおしゃべりにでも寄ってね』と言ってくれた。うれしい。春休み中は、みなが出払ったりするからそういう時間ができるだろう。私の春休みの楽しみができた。

お散歩－買い物－チキンスープ

とってもいいお天気で約30分のお散歩をした。散歩も運動のうち。歩くことはうつ病にもいいらしい。あと太陽が出ているときに外に出て光（直射日光でなくてもよい）に当たると、曇っているときの光でも、脳に作用して、夜の眠りが深くなるらしい。夜型の人でも昼間一時間、窓際で仕事をすることにしている。イギリスに来た当時、冬に向かってどんどん日が短くなっていく季節で、日光にあたる時間が限られていて、『あぁ、お日様が恋しい』と感じたりした。英語のレッスンをさぼって、図書館の日当たりのいいところを探してそこで寝ていたりした。。。（苦笑）あきらめたくないと思ってから、自分を自分で励ましてなんとかやっている。睡眠と食事と運動が、ストレスを忘れられる瞬間なんだけど、睡眠だけしかストレスを取れない日もある。集中した運動には、散歩とバスケットボールと水泳が加わっているけど、運動ができるにはココロの余裕というか、脳の余裕が必要で、ヒキコモリたくなるともう外には出られないから、悪循環になる。基い！お散歩は寮のすぐ隣にある公園をぐるぅ～っとおおまわりした。意外に広いこの公園。公園は公共？の牧草地とつながっていて、余計に広く感じる。どんなに早足で歩いても10分は簡単に過ぎる。公園の中に池もあるのだけれど、そこを一周するだけで8分かかる。公園の外周を回ると途中で15分は過ぎてしまった。意外と簡単に30分過ぎてうれしかった。最近、朝食を取らない習慣がついているのだけれど、さすがに散歩の後はブランチしたくなった。最近のあたりレシピはソラマメ？のスープ。こちらではBroadbeansというのが冷凍で売られています。それを五分ぐらいゆでて、ゆで汁のままチキンのコンソメを入れて塩コショウをしてミルクか生クリームを加えて、少しバターを加えます。スープと豆を一緒にミキサーにかけると、きれいな色のスープの出来上がり。これを木曜日に作ったのが残っていたので、温めてパンと一緒に食べた。あとイチゴジャムとバターのトースト。この効用の食物繊維とマグネシウムたっぷりで、お腹の具合がよくなった。エネルギーを貯めたところで買い物へゴー。ノルウェー姉ちゃんと一緒に。BootsでDoveのスキンケアを買って（セルライトに効くクリーム）JohnLewisで新しい編み物のための綿の編み物用糸とかぎ針を買い、HMVでシネマパラダイスのDVD,とLittle BritainのDVD, McFlyのComicReliefのCD.そんでもって、QUEENのMusicDVDを買った。いえい！あとは、DixonsでNorton Antivirus＆Internet Securityと、安いマウスを買った。相当な買い物をしてしまったが。。。途中の誘惑に耐えたのでよしとしたい。。。今日はお散歩、買い物、スープ作り、などしました。最近、前の日に何をしてたか思い出せないことがあるので、手帳に逐一書いていこうかと思いまっす。情けないですが、頭の中いろいろいっぱいいっぱいなんでしょう。

土曜日も早起き

早起きといっても９時くらいかな。春めいてきた。お日様も起きるとすぐにキラキラと芝生や池を照らしていて、気持ちいい。今日はお天気もいい。でも、風は冷たそう。トースト食べて、お散歩に行ってこようっと。ただいまUK時間の１２日午前１１時半！！えへ。

パスポート戻ってきたよ～

留学生とは大変なもので、ビザの更新は冬休み直前にせまり、パスポーが帰ってこないのでやきもきしていた。日本に帰りた～い。もう一年近く日本の地を踏んでいないとは信じえられないくらいあっという間だった。２００４年は風邪に始まり、そして今も風邪をひいている。。。とりあえず、パスポートが戻ってきたので万々歳。日本に帰れる～ウマイものがたくさん食べられて、楽しい楽しいお正月だ。今日は喜び勇んで、持って帰るものを吟味していた。イギリスみやげといえば、紅茶だろうか。そしてミニ・チョコレートの詰め合わせがとても好評なので毎年決まっている。最近はフラットメイトの影響でハーブティやフルーツティにもはまり始めている。風邪によく効くというエキナセアのお茶も簡単に手に入る。お茶は体にいい。わがフラットのキッチンは一番下の階にあり、たまに社交場となっている。Late night snackと称してくだらないことをくっちゃベル。なかなか楽しい。これがなかったらうちのフラットは相当つまらないだろう。今日は、そのあと、持って帰りたい本をまとめた。紅茶の分と入れて、郵便箱の二つになった。ちょうど１０キロちょっと。後はスーツケースに18キロほどつめられる。。。手伝ってくれたKarinに感謝。パスポート戻って来て感謝。ほっとしてゆっくりできそうです。