観劇日記~夢のあとに~

2007/07/28(土)01:03

お気に召すまま 2回目

演劇(152)

7/26(木)マチネ お気に召すまま 2回目 今回は、役を演じている人を見るのではなく、ストーリーそのものを楽しもうという心構えで席に着く。(前回、ちょっとミーハー感覚になりすぎちゃったからね。反省反省) 平日なのに、立ち見がいっぱい。 休日のような熱気。5分ほど遅れて幕が開く。 さて、今回は真ん中通路のすぐ後ろ。下手側。 横通路もよく使われるので、なかなか良い席です。 前回から2週間経ったせいか、全体的にうまく馴染んで、スムーズな展開。 初回は芝居心に?マークだった、小栗くん。 なかなか細かい演技をしている~前言撤回! やっぱりステキ~ 横顔に見とれる~ 二の腕に見とれる~ 結婚式のストップモーション姿に見とれる~ (全然冷静には見れていない・・・) 一幕のオーランドーは、兄との葛藤など心の奥深いところの心情を表現したくなる役どころ。 もっと深く熱く演じたいところだろうけど、「お気に召すまま」は喜劇だから、そのさじ加減が難しい。 あまり表に強く出さず、でもオーランドーという律儀で、真面目で、デリケートな青年を好演。 ニ幕は、ロザリンドの独壇場。 シーリアは、前回は人を突き放すようなクールさだったけれど、今回はあったかな気持ちでロザリンドを見守っている。 オーランドーは、おバカな詩を読んだりして、軽妙な演技に。 死ぬ~と言って木に登るところで、足を滑らせ、期せずして観客の笑いを誘う。 ナチュラルなオーランドーの笑顔も見られて、こっちまで楽しくなる。 ロザリンドは本当にキュート。 カテコでのスカートめくりはなく、安心。噛まなければもっといい。 成宮くんの当たり役だね。 (他に誰か出来そうな人いないかな、と考えたけど思い浮かばなかった。美人さんでないとね) ジェイクイズは結構明るい皮肉屋? なかなか難しい役どころです。 結末は結構ご都合主義でめでたし、めでたし。 誰も死なない、殺さない喜劇は後味もいいね。 もう1回観たいところだけれど、もうすぐ千秋楽。 同じメンバーでの再々演は恐らくないでしょうね。 ステキなこの舞台のことを忘れないようにしたい。 個人的な意見なんだけど、竜也くんもこんな軽妙な役を演じてもらいたいな。 ロザリンド、とまでは行かなくてもオーランドーのような。 来年の身毒丸の後は、どんな予定が入ってるんだろう。 あ、明日28日(土)22:00から NHK教育「トップランナー」に出演! お見逃しなく!

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