2009/07/19(日)09:46
エリザベート(宝塚・月組)
7/16(木)マチネ
前回は「ミー&マイガール」だったので、ほぼ一年ぶりの宝塚です。
いや~なんとも薄~い「エリザベート」だった。
麻子(瀬奈じゅん)は芝居は今ひとつでショースターなんですね~
さすが花組出身(ほめてます)。
私の知っている花組(高汐→大浦→安寿→真矢まで)を受け継いでいるのは残りわずかになってるみたいなので彼女の退団は淋しいですね。
シシィ役の凪七瑠海は、宙組からの特出。
スタイルはいい。
ずっと誰かに操られているようなお人形さん芝居。
シシィはいくら宝塚バージョンでもタイトルロールであるわけだから
ある程度はしっかり芝居ができる人を選んでほしい。
劇団の意図がわかりませんね。
シシィ役は1人でもしっかり演じ、歌い、存在してくれる人でないと、宝塚のトート役者は苦労するのではないでしょうか。
キリヤン(霧矢)はもちろん悪くはないけど、ルキーニで見たかった。
でもルキーニやったら、他の役者とのバランスが悪すぎたかも。
フランツって難しいんですね。
樹里ちゃんのときもしっくりこなかった。
これまで私が見た中ではノルさん(稔幸)のフランツが好きだった。
下級生(というか3番手以下)は全然知らない初心者ファン状態。
で、ルキーニをやっていた龍真咲って子が
まだ下級生のようだけど度胸もあり歌もまあまあ。
スタイルもよかった。
今回ルドルフが役替わりで、今日は遼河はるひ。
もう1人の明日海さんって子がホープらしい。
黒天使にそのか(桐生園加)を見つけたときに、何故かほっとした。
その後はずっとそのかちゃんを追ってました。
ダンスリーダーだったみたいだけど、この人は今でもこのポジションの人なのかしら。
てか、いつの間に月組に?
一番楽しめたのは、フィナーレの階段使ったダンスかな。
女役に囲まれたトートが階段でポーズ(このときの女役さんのドレスが綺麗!)→ダンス→闇が広がるで男役たちがダンス。
この定番コースが一番よかった。
女役さんたちとトートのダンスが、サンバ調だったのは笑えたけど。
なんか陽気なんだもん。
見た直後は相当辛口でしたが、終演後の観客の顔が興奮気味で楽しげなのを見て、なんとなく嬉しくなりました。
あ~昔、私も宝塚見ているときはこんな風に幸せな顔してたな。「緞帳よ、下りないで~」って。
久世ファンだったので、剣さん時代から結構月組は観ているんです。
楽しかったファン時代を思い出させてくれた今回の宝塚観劇でした。
ロビーに飾ってありました↓