観劇日記~夢のあとに~

2010/06/10(木)22:26

座長の貫禄

演劇(152)

初演から数えて、何回観たんでしょう~ 昨年の緊張の初日、忘れられません。 出来れば、NYでの大千秋楽を観たかったわ。 6/10(木)  「ムサシ」の千秋楽に行ってきました。 勝地小次郎は、もうなんの固さも緊張感もありません。 勝地くんならではの小次郎像を作り上げた感じです。 蜷川さんには相当しごかれたようなので この次の舞台でどんな芝居を見せてくれるのか楽しみです。 もう決まっているのかな? 竜也武蔵、やっぱり好きです。 見ていて心がスッキリ、気持ちがいい。 武蔵の立ち居振る舞いの虜なんです(笑) 作品も30分カットされたことで よりシンプルでメッセージもわかりやすくなっている。 だからこそ、1人ひとりがじっくり噛み締めて、 元気な普段の生活では、つい当たり前と思いがちな「命の大切さ」を考えるきっかけになるのでは。 6/7発行の雑誌「悲劇喜劇」は井上ひさし追悼特集。 今注文中ですが、じっくりと読んでもっと井上さんの作品を身近に感じられればいいなと思ってます。 カテコは、もう皆さん満面笑み。 勝地くんを労う竜也くんは、立派な座長の貫禄でした。 芝居で互角に渡りあっている勝地くんが カテコでは竜也くんの後を「お兄ちゃ~ん」って付いていっているイメージで すっごくかわいい♪ 全体的にベテランさんたちがどんどん濃くなってきて、ちょっと勘弁~なんて思った場面もあったけれど、 お気に入りの作品として、この再演は私の記憶に残るでしょう。 個人的には5/29に観た2回目がよかったかな。 さて、7月上旬にはNY公演、すぐに「黙阿彌オペラ」や「借りぐらしのアリエッティ」の声などお仕事もぎっしり。 秋にはホリプロ50周年記念・映画「インシテミル」や「バトル・ロワイアル」の 3D化映像公開(これは見る勇気なし)などファンも忙しい日々が続きますね。

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