観劇日記~夢のあとに~

2011/12/25(日)00:54

ダンス・オブ・ヴァンパイア4回目(東京千秋楽)

ミュージカル(127)

12/24(土) 13:30開演@帝劇 東京千秋楽 Wキャスト 浦井健治・知念里奈・森山開次 ダンスオブヴァンパイア、千秋楽! 今年は意外な人にハマってしまい(^_^;)予想外の出費が重なった年でした。 帝劇100周年の最後を飾る演目。 コメディだけど、それだけではない、とても印象に残る作品でした。 大好きな森山開次さんも出ていたし。 それにアルフレートロックオンで見ていると、初演・再演ではわからなかったストーリーが見えてきた。 (ダンサー偏重だったため、気づいていなかったところが多々ありました) 屋上で精神的にアルフレートを操ろうとする伯爵。 それに抗おうとするアルフレートの葛藤。 ほんの短い時間だけど、そういう芝居がちゃんとしているかどうかで全体の出来が決まってくるのでは。 台詞だけ追っていくとなかなか見えない心の動きが、今回は見えた! ちょっと変顔しすぎとは思うけど(薔薇サムのときも変顔しすぎていてファンは一体どう思ってるんだろうって気になっていた)。 そんなに顔を崩さなくてもヘタレは表現できてますよ。 私は歌よりも芝居派なので、ミュージカルでも歌がうまいより ちゃんと役として歌える人が好き。 そこが役者としての浦井くんに興味を持った理由なのかも。 来年はストレートプレイが2本(蜷川さんの「シンベリン」と鵜山さんの「リチャード三世」)決まっているし、ますます演技に磨きをかけていくことでしょう。 歌と芝居どちらの世界でも活躍できる役者はなかなかいないので、今後の活躍も楽しみ♪ 吉野さんの後では相当やりにくいだろうなと思われる息子を よく演じていた馬場くんもよかった。 舞台度胸があるし、声もいい。 トークショーでも楽の挨拶でも真面目でしっかり喋っていたし、 また帝劇に立てるよう精進したいなんて、謙虚な言葉には好感もてる。 吉野さんのことも何度か口にしていたよね。 普通、同じ役を演じた人のことって言いたくないと思うんだけど。 素直な23歳なんだね。 お祭り騒ぎで賑やかな作品でしたが 千秋楽は、穏やかで温かい印象が心に残っています。 伯爵も終始ニコニコしていたし。 この作品で今年の観劇納めができて、幸せだ~

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