2008/02/25(月)02:22
◆宇宙人っているの?◆
我が家の小1のチビは、誰に似たのか、最近、宇宙のことに興味があるようで、今日も「お父さん、宇宙人はいると思う?」といきなり人類の永遠の課題のような質問をしてきました。
「それは、いないはずがないよ。 お前もお父さんも地球という星に住んでいる宇宙人の一種だからね。
自分が存在しているのにこれだけ広い無限の宇宙に生物や高度な文明が存在しないと思う方が難しいと思うよ。」 と私がいうと、
「そうだよね、いるはずだよね」
「でも、どんな姿だと思う?」
そう来たか!! と思いつつも、
「たとえば、地球の場合は、たまたま人間がすべての生命の中で一番発達した結果、人間がすなわち〓地球人〓ということになっているけど、お父さんが思うに、ライオンやクジラにはその可能性ははじめからなかったと思うね。」
「たぶん、お父さんが勝手に思うことだけど、ほかの星で生物がいて進化していくと、やっぱり人間が進化してきたような形で今の地球人と似たような姿をしたものがその星の生物の進化の辿り着くところだと思う」
「科学者じゃないから断定できないけど、ふつうに考えたら、体の中の一番大切な脳を守るために脳は地面から離れた位置に来るはずだし、目や耳や鼻などのようなアンテナの役目を果たす部分は体の後ろにはなくて必ず前につくものだと思うよ。」
「脳が発達してくると細かなことをやる必要が出てくるから、手や足の先端が細かな作業がしやすいようになるよね。」
「そうすると、指先や足の先などの部分が敏感に細かなことをコントロールできるようになるよね。」
「道具がつかえるようになると、もっとうまく使おうと工夫するようになるよね。」
「工夫するから、必ず、前よりもいい道具を使えるようになるよね」
「みんなが同じことができるように、勉強したり、教えたりして人に伝えるようになるよね」
「そしたら、言葉が必要になるよね」
「言葉ができると、言葉の通じない人は敵だと思って戦争になるかもしれないよね。」
「戦争になると勝つために工夫するよね」
「工夫するから道具が進歩するよね」
そんなふうに考えていくと、結局、地球以外の星で生物がいるに決まっているけど、いたとして、それが進化していくと、地球で起こったことと同じではなくても似たようなことになると思わない?」
「だからね、お父さんが思うには、宇宙人がいたら、たぶん、形はかなりちがっていても、大体の形は人間みたいな形をしていると思うよ。」
「どう?おまえはそう思わないか?」
「うん、僕もそう思う」
そんな会話をしながら、息子をみて、
おそらく単細胞生物から続いてきたに違いない生命の輪廻が、とりあえず私からこの子へと引き継いだわけだが、この子の子孫たちはいったいどんなふうに枝分かれしていくのだろうか?
最悪の場合は、子供がない子孫の段階で絶滅するのか、それとも、1000年、2000年後にも私の息子の子孫が地球上にひろがっていっているのか???
しかし、間違いなく言えることは、絶対に150年も生きる人間はいないということ。
つまり、どの段階の人間をみても、必ず生きている寿命の中でしか自己実現ができないし、その生命の終末への覚悟があるからこそ、いかに良く生きるのかを真剣に考えて生きていこうとするのだろうということ。
今を一生懸命に生きてくことが人間の一番大切なことだとすれば、よく生きることは死を覚悟した段階で初めて本当のものになるのではないかと・・・・
かといって、死にたいなどと初めから思っている人などいません。
だから、これは、「悟る」ということであって、死のうと思うこととは少し違うのではないか。
いずれ死に直面するに違いないと「悟る」ことから、生きることへのこだわり、「どうせ生きるのだったらよく生きたい」というような決意へとすすんでいくのではないかと。
つい数日前、私なりの人生最大の危機を体験し、大きな決断と覚悟をしました。
しかし、それでも「死」を選ぶなどという選択肢ははじめからありませんでした。
当然です。 自分らしく生きたいと思う人間が死を選ぶはずがありません。
その一方で、自分らしく生きるために死を選ぶ人もいるでしょう。
でも、私は少なくとも今の私はそんなことを選ぶことはしません。
どうせ寿命がくればいやでも死んでいくのが宿命です。
だったら、やっぱり、よく生きる、納得して生きることを選択します。
チビの投げかけてきた「宇宙人はいるの?」がこんなことまで考えさせてくれました。
フランシス・ベーコンが辿り着いた哲学のように、
「我思う、故に我あり」
つまり、そんなことを考えている自分という宇宙人は紛れもなく今ここに生きているのです。
宇宙人は絶対にいますよね。
地球人が月に立ってからもう40年近くなりますね。
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