Wi-Fiルーターを交換したら(1/n)
理由はわからないが、Wi-Fiルーターはヘタってこないか。というか動作が安定しなくなる、ような気がする。年々遅くなっていく、ような気がする。アクセスログが累積するとか、ファームウェアのアップデートとか、再起動で改善するとかよくある話だ。今回、Wi-Fiルーターを交換してみて、実際のところそれらは「気がするだけ」だったと判明した。そもそも元のルーターは性能的には十分だった。もちろん安定動作という意味では新しい機種の方が望ましいし、昨今の多くのデバイスが同時接続する状況を考えると、やはり最新のルーターには利点がある。新しいWi-Fiルーターの規格は最新、発売は2024年。広大な家でもないため、現状のネットワーク環境に問題があるわけではなかった。光回線のプロバイダや影響で、たまに遅く感じることがあるだけなのだろう。遅いといっても、4K動画も問題なく視聴できるし、複数人で同時に使っても実用上の不都合はない。結局、自分の理想が高いだけだったかもしれない。元々使っていたWi-Fiルーターは NETGEAR 11ad AD7200 Nighthawk X10 だ。購入履歴を遡ると2020年7月だったが、発売は2016年で最新とは言えない。しかし、途切れや遅延の許されないゲーミング向け多機能Wi-Fiで、1.7GHzクアッドコアCPUを搭載し、ネットワークトラフィックを高速処理。また、802.11ac wave2および802.11ad(60GHz帯)に対応し、60GHz、5GHz、2.4GHzのトライバンドを同時使用できる。最高4,600 + 1,733 + 800 Mbps(合計7.2Gbps)の高速ワイヤレス通信が可能だ。さらに、SFP(Small Form Factor Pluggable)ポートが搭載されているため、自分がLANに光ファイバーを使うようになったのも、このNETGEAR Nighthawk X10のおかげだ。そう、機能面ではまったく不足はない。B4サイズの設置スペースと、19Vというオーディオ向けでない電源が必要な点を除けば、だが。