更新するの忘れてました。いまだお借りしているジェネレック Model 1029Aの件です。
スタジオ用スピーカーであるジェネレックをリアスピーカーにどうか、というお申し出をいただき、2Wほど試行錯誤してました。
ジェネレック Model 1029Aは、手のひらより一回り大きいB5サイズ。筐体は中にアンプ部が入っているので、ずしりと重いですね。実測していませんが5kg以上はありそう。
接続はプロ用機らしくXLR or 1/4"。今回プリアンプから引き回すのに、長尺のバランス・ケーブルまで同封していただきました。(ありがとうございます)
設置は・・・・・・長岡式クレーンの上に乗せるのが高さを稼ぐ意味でも、場所的にも一番良さそうですね。
電源を取るのにACケーブルの引き回しが困るのではないかと危惧していてものの、リアチャンネル側の壁には計6口の2Pコンセントがあり、意外にあっさりと解決しました。
最初はリアチャンネルとしてではなく、AE2signatureの上に置き、通常のスピーカーとしてニアフィールドで聴いてみました。
ジェネレック Model 1029A本体にボリュームも付いているものの、これはMAXにしてプリアンプで音量調節した方がはるかに良さそうです。
音は色合い濃いけど粒の大きい印象を持ちました。BOSEとも小型JBLとも違う音。擬音で現すと、「ジャンジャーン」という感じなんです。
数日間メイン使用してみたものの、好きか、嫌いか、どっちでもないか、と問われれば、「どっちでもない」ですね。
リアで使ってももちろん同傾向。Rushmoreとは音色の不均衡が、BOSEよりもFOSTEX(長岡式クレーン)よりも大きい・・・・・残念です。つたない努力でどうにかなるレベルではなさそうだもんな~。これでは主目的には適合しません。500万円のゴールドムンドプリにつながれるジェネレック Model 1029A、なんか可笑しいですねぇ。
長岡式クレーンの上に鎮座するModel 1029A
もっとも、ジェネレック Model 1029Aは本当にかっちりしたスタンドに置かないと実力を発揮しないようです。お借りした1029A下にもBDR製と思われるコーンが貼り付けてありましたし。
長岡式クレーンは底面積が200×200mm以下で、スカート部に鉛粒を入れてはいるもののトップの安定はイマイチ。ユニットが揺れる、当然ジェネレック Model 1029Aも揺れる。。。 満足な実力は発揮できなかったかもしれません。