その親切な返答は、Pass labs内のRushmoreプロジェクトでネルソン・パス氏と共にRushmore開発に従事したMr. Kentからです
以下やり取りの要約。
- Rushmoreに用いられたミッドレンジはPHL audio 1120ではなく、1060である。
- 1060は密閉箱に入れて、Qts<0.6になるように調整してほしい。
- RushmoreのツィーターはRAVEN製だが、同じものは既に製造中止である。今なら代わりはRAALの**というリボン・ツィーターがよい。それを-6dBでクロスするのがよいと思う。
- ただ我々は実際製品にRAALのユニットを使っておらず、RAALの情報は複数のRushmoreユーザーがもたらしてくれた。
- スピーカーは個人の感性が問われる。RushmoreのエンクロージュアにCherryやAppleを用いたのはそういうことだ。我々の助言もあなたの感性に合うかどうかはやってみなければわからない。etc.
ほぅ
どんな奴かもわからない極東のエンドユーザーに極めてご親切な。midrangeだけでなくツィーターまで教えていただいちゃって^^ こんなに教えてくれるなら、最初に(1120ユニットを買う前に)聞けばよかったよ~。
しかも回答が早い。0時にメールすると、毎回2~3時間後にはアメリカ人にしては長い返信メールが届いてました。
感謝。
感謝。
そうなると、せっかくだからPHL audio 1120でなく1060が欲しいでしょ? だからキャンセルしたんです。
PHL audioのサイトから双方の特性を見ると、1060の方がレンジが広く高域が伸びてますね。ただその他特性はよく似ています。同じメーカーの6.5インチ径でそんなに音が違うのかしら。
ただ、1060の買い方がわかりません。検索しても1060を小売りしているネットショップがわからない。
そういう時はどうするか。
直でPHL audioに購入方法と値段を問い合わせ中ですが。。。。。。
最後にPass labsからの金言を。
Speaker building requires that the builder have the ability to measure, but the builder should measure like a wine maker or chef de cusine. A wine maker or master chef measures carefully in the beginning, but the judgment of the final product is made without serious regard to measurement. Successful speaker building requires that the builder knows the character they seek and recognize that character when it is achieved.
Rushmoreの音がいい理由がわかるような気がしますね。