2010/01/28(木)23:03
UX-1 Limitedの電源をf-clefから取る
バック工芸社のパワーサプライ APS-100 通称"f-clef"、出力容量が100VAと機器に比し少なめだからか、ストレスフリーのコンセプトに合わない機器があるのか、機器を選ぶ感じはあります。が、定価の七割掛け程度にはよくできてます(爆
さすが盲信の出力周波数60Hz
うちではf-clefはEsoteric UX-1 Limitedとよい相性を見せます。躍動感を阻害しない。あとこの手の機器にしては、やや甘口のイメージです。だから2台買ったうちの1台はアナログシステム(Roksan Xerxes20、Chord Symphonic)に使うことにしました。
それでいて、電力変換部の発信周波数連続可変機能が意外なほど効き、微妙な音のイメージが変えられます。音を(微妙に)ソリッドにしたいときは45000方向へ、(微妙に)ファットにしたい時は60000方向へ、そんな使い方もできるのです。SACDなんかは60000方向の方がよさそう。
また、f-clefは薄いのでラックの下段下、つまりは床上に置きました。
f-clefの電源はフロントでON/OFFできます。当たり前といえば当たり前なのですが、常時通電でないSymphonicもXerxes20も背面が電源スイッチですし、UX-1 LimitedはDarumaで支えているためグラグラ。あまりスイッチに触れたくないのです。f-clefでON/OFFできるのは使い勝手の上で非常にメリット。
この機器、買ったのは今年ですが、そうとう売れていなかったんじゃないですかね。筐体や箱をまじまじと眺めて、それを悟れてしまいました。普通にいいパワーサプライなのにねぇ。知名度や宣伝って大事だなぁ。
一点大誤算もありました。
カタログではわからなかったのですが、f-clefって空冷なんですね。このファンノイズは電源ノイズよりもはるかに耳に付くという本末転倒な事態に。だから売れていなかったのか?
対策を施すはめになりました。出費410円也。
今はファンノイズなく、ただ音楽を楽しむのみ。