しかしこの手のひらのリンゴに、わずか16GBのメモリにBeatles全曲が収まるとは、すごい時代ですな
私も一通りはBeatlesのCDもLPも持ってます。Beatlesマニアではないので、東芝盤のLPに、EMIのCDですけど。
対照となる「A Hard Day's Night」をFLACでリッピングし、foober2000で再生することとしました。これでThe Beatles USBとのFLAC勝負^^
聴いてみて間違えたなと思ったのは、比較対照。CDのリッピングと比べてもスペック的に勝るBeatles USBが良かったという当たり前の結論しか出てきません。といっても予想したよりは大違いではなく、薄い薄いベールをはいだくらいか。TVでも宣伝(?)していたヴォーカルのダブル・トラックがわかりやすいとか、隠れていたパーカッションが聞き取れるとか、そういう一面はあるかも。そもそもリマスタリングの音質差は大きいかもしれませんが、ビットレートの差の寄与は大きくはないでしょう。
これではスペックの差なのかメディアの差なのかさっぱり・・・。dynabookやソフトの取り込み能力の差かもしれませんし。
CDはリッピングせずにCDとして再生し戦わせるべきか。いやいや比較そのものに意味がないのか。
USBはジャケットもディスクも何もない。リンゴのオブジェと音楽信号のみ。
形はあるけど存在感はレコードに比べてイマイチなCDからの取り込み。
ピピエコさんのようにリマスタリング盤をリッピングしたならいざ知らず、うちのCDじゃ基準も全然明確でない。こりゃ比較は意味ないな。
ということで比較はとっとと止めることとしました。
ピピエコさんがおっしゃるとおり、The Beatles USBは非常によい印象。さすが非回転媒体。
昨日示した
Beatles USB → Toshiba Dynabook (Vista) → Chord QBD76 (USB)
の方が、
Beatles CD (EMI) → Esoteric UX-1 Limited → Chord QBD76 (TOS)
より印象が"やや"良いのです。DynabookとUX-1では、定価ベースで120万円も違うのですから、ソフトそのものの差の可能性は多分にあるにせよ、 心境複雑です。
こうなるとやはりUSBメモリトランスポートが欲しいですな。
今からBeatlesを買うなら、デジタル媒体に限るなら「USB」だと思います(限定品だけどね)。
もっともこれとて44.1kHz/24 bit。元データは192kHz/24 bitだそうですから、5年後に88.2kHz、10年後に192kHzと切り売りされそうですね