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September 1, 2010
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一回家を出て、向かいに建つごんたホールへ。ここにはJBL D55000オリジナル・エベレストがあります。

その脇には台車に乗ったレコードプレーヤーが・・・・これこそが今日の主役の16inchターンテーブル。1960年代のRCA/70C/ギア式だそう。またその隣にもう一台の台車に乗った16inchターンテーブルが。こちらは1970年代のGates/CB500だそう。もう全然わからん。どちらも当時は放送現場で使われていたのではないかとのこと。eBayで購入し、不備を直して育てたらしい。だいたいダイレクトドライブ、ベルトドライブ、アイドラードライブ、とターンテーブルには色々な駆動方式がありますが、ギアドライブってなんだよ

これらを業務用ミキサー「Soundcraft 8000」を通じて再生。(フォノイコやカートリッジも重要なのに忘れてしまいました。詳細はごんたさんのBlogを追うべし)
 

ごんたさんホール

RCA/70C
RCA/70C

Gates/CB500
Gates/CB500。D55000の奥に見えるのがSoundcraft 8000。

まさかRCAも50年後にレベッカを鳴らされるとは、思いもよらなかったでしょうなスマイル


ところがこの16inchターンテーブルがどちらもすこぶるすごい! マルサリスが咆吼し、NOKKOが踊り狂う。超動的再生音。SNを稼ぐ/ノイズを抑えるのが今のプレーヤーなら、レコードから音を出すという本質を追究したのがRCAであり、Gatesのよう。

この部屋で何度もJBL D55000を聴きましたが、一番よかったです。過去最高。Gatesの方が音が新しいとごんたさんはおっしゃいましたが、私的には本質変わらず。

ワウフラッターが1%くらいあるんじゃないかと思えるようなメカ。でもその音は非常に力強い。失礼ながら、ボロですよ。納戸にこれが収まっていたら「どうやって捨てるか」、家族会議になりそうな大きさと重さと古さです。これがよいというのは、いかにオーディオにとって性能と感性はリンクしないかを証明しているようなものなのですが、事実だから仕方ないですね。
またプロ機の、ターンテーブルという簡単な構造の頑丈さをみました。同じ回転系でも、50年も回り続けるCDプレーヤーなんて想像できないもの。

今から20年以上前に江川三郎氏が、ターンテーブルのイナーシャについて盛んに書かれていたことがあります。要するにターンテーブルは重く大きいほど回転は安定し、音はよくなるということです。そしてそれには限界がないとも。当時Victorの598のDDプレーヤーを使っていた私にとっては試しようもない実験でしたが、20年経ってようやっとその意味がわかったか!? 事実ごんたさんもLINN LP12等お持ちなのに、16inchの方がよいとのこと。

いやいや、そんなことより(少なくとも今の)民生機では全く見かけない、ギアドライブという方式そのものに魅力がありそう。

ふぅむ。この鳴りっぷりなら、置き場所があれば欲しいかも。それくらいよかったですねぇ。

(続く)





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Last updated  September 4, 2010 08:08:07 AM


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