カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
試聴曲はもちろんLaCie 2 big quadraに保存されたAIFF。それをAudivarnaで一曲ずつ再生して、印象を比べました。
RGPC 400 Pro は制動に余裕があり、大型車の乗り心地。セルシオの後部座席に座ったような、長時間ドライブでも座り位置を変えたりしなくてもよい座り心地の良さ。エンジン音も静かなのは高トルクのそれですね。ただ音のボディはでかいかも。 それに比べてMIT AC様小箱は最近よく乗るプリウスのタクシーみたい。日本の高級セダンも静かだけれど、電気自動車の静けさは駆動系そのものの静けさなので、乗ってると感覚が違うでしょ。そして高級感が薄い。一方PCオーディオの特徴の一つに定位感がよいことがありますが、MIT AC様小箱だとその音像のトップが山裾のように絞れた印象。試聴席からみた音像面積自体はRGPC 400 Pro と変わらないけどね。エッジは効いていない。 3日ほど入れ替えてみましたが、正直どっちもどっち。 ただ、自らがノイズ源となるスイッチング電源の機器ばかりがぶら下がることを考えるとMIT AC様小箱の方がいいかなぁ。 ところで、RGPC 400 Pro vs. MIT AC様小箱というのはどちらかを使う前提の比較であって、本来は何も挟まないACケーブルのみの3群とすべき。いやいやACケーブルだって何種類もあるわけですから、これだけだって無数の組み合わせになります。 それは追々。 MIT AC様小箱は文字通りの"箱"なので、そこには切り売りのACケーブルを取り付ける必要があります。Ayre K-1Xeに用いていた時は、前後25cmずつのS/AラボHH3.5を取り付け、全長75cmの一切曲がらない直線のケーブル?になっていました。 今回はそれでは長さも柔軟さも足りませんので、MIT AC様小箱にはお正月にびーぐる様からいただいた約2mのケーブルを取り付けました。そもそも国内定価で20万円以下のACケーブルは使わないお方です。これもものすごい高いに違いない。 そうか、このケーブルの効果か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2011 09:50:45 PM
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