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June 13, 2011
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会社員というのは金銭的にはつまらないものです。年収が、そして40歳にもなると生涯年収が読めてしまいます。それは減ることはあっても、想定以上には増えません。そして個人の努力と収入に余り相関がないのは皆身に染みていること。

例えば40歳で年収800万円だったら、仮に60歳まで働いたとして、今後得られるお金は800万円×20年=1億6,000万円。
今どき多少の出世をしたところで、勤務20年の課長クラスで新入社員の倍もらう会社はないと思います。部下が10人いたって、年収そのものは意外にそいつらと違わないものです。そうすると50歳で多少出世したとして、800万円×10年+800万円×10年×1.2=1億7,600万円程度。次長部長にでもなればもう少し上がるかもしれませんが、管理職は残業代が付かなくなるし、一般に管理職手当は安いし、企業によっては管理職は定年が早くなったり、50歳を超えたら職掌問わず給料が下がり始める会社もあると思いますので、昇給や退職金なんて甘い蜃気楼は考えに入れず、今後得られる収入として1億7,600万円をベースにしましょうか。

なんの話かというと、今40歳なら、今後一体いくらのオ-ディオ機器が買えるのか、オ-ディオに投資できるのかということです。


1億7,600万円から(実際は毎月)所得税、住民税、年金等が引かれます。会社によっては管理費の名の下に社食代や組合費が引かれているかもしれません。残りがいわゆる手取りです。これら税金等を年収の30%と見積もると、1億7,600万円×0.7=1億2,320万円。
(会社員は給与所得控除額を引いた金額が所得金額となります。その所得金額から基礎控除や配偶者控除などの所得控除を差し引いた金額が課税所得金額になり、この額に対して課税されるので、実際はこんな↑ではないよ)

給与明細を見ると、意外に引き落としの多いのは保険会社への保険料の支払いです。いくらくらいでしょう? 一家で2万円くらい? 学資保険や貯蓄型保険等忘れた頃に帰ってくるものもありますが、淡い期待は止めて無き物とします。1億2,320万円-2×12×20=1億1,840万円。

おっと最も引き落とし額の大きな住宅ロ-ンを忘れてました。これが各家でピンキリなので、仮に60歳までに払いきる残額計が2,400万円と仮定します。そうすると、1億1,840万円-2,400=9,440万円。お、使えるお金が1億円を割り込みました。でも意外に残ってますね。

子供の教育は? これもピンキリです。公立コ-スと私立コ-スではまるきり違います。大ざっぱに幼稚園から高校卒業まで、毎月2万円(給食費込み)で15年間、子供二人通わせたとしましょう。これだと小中高公立ですな。塾は行かせません。義務教育を満喫してもらいましょう。また高校に入ったらアルバイトしてもらいましょう。大学は行きたければ奨学金で行くということで。9,440万円-(2×12×15)×2=8,720万円。それでもまだまだありますね。

(続く)






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Last updated  June 16, 2011 12:13:11 AM


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