ガイドくんが付いてくれていた時、行きたいところがあるかと聞かれ「本屋」と答えました。が、少し前までソウルの大学生で今も郊外に住んでいると言う割に、ソウルの本屋がどこにあるか知らんのです。
iPhoneで調べてみると、確かにソウルは本屋が少なそう。ついで言うとCDショップも少なそう(韓流アイドルを除く)。大きな本屋を探すのは確かに苦労しました。
なぜ本屋かというと、その国のオーディオショップを探すには、その国のオーディオ雑誌の広告を見ればよいと香港の時に悟ったからです。香港の時は本屋を探して、実はオーディオ雑誌は本屋にはなく道ばたで売っているというオチでしたが、韓国ではそういうことはなさそう。
事前にwebで2店確認したものの場所がよくわからず、打ち出しをガイドくんに見せました。それが市街地から微妙に離れていて、妻子を連れ回すにはちょっとなーと言う感じ(地下鉄は安いけどね)。なんかまとまって一つの街に欲しいんですよね。
なので、とりあえず韓国の電気街 龍山/ヨンサンへ。(本屋は結局ここの駅ビル・アイパークモールで見つけました。)
日本だって秋葉原にオーディオショップがありますし、香港にも電気街にオーディオショップがありました。きっと韓国にもあるでしょう。
この龍山駅、ターミナルで非常に大きかったです。しかし、龍山は日本の観光ガイドブックにはあまり記載がないと思います。理由は行ってわかりました。まったく女性が来るような観光地ではないからです。
龍山は小さい店が路上に並んでいるのではなく、街に大きな電気ビルが7棟(ターミナル電子商街/トミノルチョンジャサンガ、電子ランド/チョンジャレンドゥ、元暁電子商街/ウォニョチョンジャサンガ、ナジン電子ワールド/ナジンチョンジャウォルドゥ、電子タウン/チョンジャタウン、ソニンプラザ/ソニンプラジャ、アイパークモール)建っているイメージなのかな。それで龍山電子商店街。
なにせ例えば一歩ビルに足を踏み入れると、カメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメ ラカメラカメラカメラケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイケータイパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンパソコンジャンクジャンクジャンクジャンクジャンクジャンクジャンクと言う感じ。3,500もの店があるそう。
どうやればこれだけの小口の店が横並びで共存できるのでしょう。日本は量販店の寡占が進んでいるのに不思議です。
しかも(これはガイドブックにも書いてありますが)電化製品やカメラには一切値段表記がないので、自分で価格交渉しなければなりません。気の弱い人には無理な買い物タウンです。(洋服も値段表記がなかったりします。店員が電卓持って近づいてきますよ)
そんな中の電子ランド/チョンジャレンドゥ(住所:Seoul Yongsan-gu Hangangno 3(sam)-ga 16-9) の2階に一大オーディオフロアがありました。ダメ元でも行ってみるものです。20帖から50帖くらいの広さの店が結構な床面積のビルのワンフロアにズラーッと隣同士で並んでいます。その数20?30?。テレオンの隣がオーディオユニオンでその隣がダイナミックオーディオでその隣が川口無線みたいな、そんなイメージ。いやそんな株式会社ではなく、どこも個人営業っぽいなぁ。SISクラスが何店も同居している感じ。
品揃えはハイエンドオーディオからプロ機からヴィンテージからアナログからオーディオソフトからラック専門から中古、AVまで、とにかくバラエティに富んでました。
(続く)