SONY TA-DA5600ES ~ LaCie LAN HDD d2 network 2 に用いるLANケーブルの種類もあるけど,総合的に勘案すると Mac mini(2009)~ TA-DA5600ES の間に用いるLANケーブルのお気に入りの順は
- iBUFFALO BSLS6FU10WH(Cat.6)フラットタイプ
- iBUFFALO BSLS6AFU10BK(Cat.6a)フラットタイプ
- CableDirect C7S-PM010(Cat.7)標準
- iBUFFALO BSLS6NU10WH(Cat.6)標準
でした。Cat.6の BSLS6FU10WH はテープ状のフラット構造で,針小棒大気味に書くと(良い意味で)スッキリした抜けの良さがあり,伸びがよい。なぜか定位も一番明確で小さい。それに準ずるのが同じシリーズの6aである BSLS6AFU10BK。性能はもちろん6aの BSLS6AFU10BK の方がよいけど,こういうのはオーディオとしてよくある話。
それら2種はMac再生の長所を生かし短所には目をつぶる感じなので,ディスク再生のような実態感とクリアさを同居させるなら C7S-PM010 Cat.7 もいいですね。音像は多少大きく前方に半円状に膨らみます。
BSLS6FU10WH と BSLS6AFU10BK と BSLS6NU10WH は同じメーカーでプラグと(たぶん)線材は同じ。BSLS6FU10WH と BSLS6AFU10BK はシールド性能は違う。BSLS6FU10WH と BSLS6NU10WH は同じCat.6でも線材の太さ?と構造が違う。おもしろいものです。形状もフラットより標準の丸形の方が特性はよさそうですけどね。1mなら無視できる範疇なのか。いずれにしてもiBUFFALO上位独占w
一方良し悪しは別にして,一等特徴的だったのは極細の メーカー/型番 不詳 Cat.6 でした。伸びが抑えられてエネルギーが集約された感じ。こういう特徴的なものの方が別の使い道があるかもしれません。
また全体的に外皮がツルッとして塩化ビニルっぽいケーブルは印象がよくないですね。LANケーブルも選択が困ったら触って感じる時代の到来か(爆
オーディオ用の em ancorale F/UTP が,Mac mini ~ TA-DA5600ES で上記の安物に比しメリットを感じにくいのはなぜでしょう。ancorale は固いので,Mac mini/TA-DA5600ES の振動をそのまま糸電話のように伝えるのかなとも思いました。一部ケーブルは固いけどそれは線材ではなく外皮のクセですし,他はクニャクニャだからです。あるいはアースループの問題なのかも。
ただし不思議なことに ancorale は TA-DA5600ES ~ LAN HDD に使うには別に悪くないのです。HDDの振動は一緒だろうに(苦笑
(続く)