2023/11/24(金)13:24
東京インターナショナルオーディオショウ2023(3/9)
混雑的には11/5の最終日午後に東京インターナショナルオーディオショウ(以下TIAS)に参加して、正解だと思った。泊りがけなのだろう、カートや大荷物の人も多かった。
参加者の平均年齢は昔より下がってはいないと思う。若い20~30代が増えた気はするが、日本人ではないかもな。ワールドワイドなTIASでよいのかもしれないが。
昔はカタログを本当によく集めていた。そしてそれを持ち帰って一部ずつ家でも読んでいたのだから、幸せだったな俺。結構な量になってもクリアファイルに入れて整理いていたっけ。
今年は万が一用にリュックを背負ってはいったものの、カタログ持ち帰りは最小限だった。
今は経費削減で、立派なカタログを作る代理店は減ってしまった。そして同じ情報はQRコード一発で引き出せるのだから、昔ほどの情報の価値もない。どちらかといえばイメージ戦略と思う。
自分も業界は違うが、仕事でブース運営に携わったことはあって、来場数やデモの人気・感想、受けた質問等はショウ後にまとめてデータ化していたもの。カタログの減り具合もうち一項目だった。
だから応援したいブランドのカタログだけもらってきた。自分が一冊カタログをもらったからと言ってどうなるものでもないが、草の根運動だな。
【ナスペック】
Roksanのカタログを当然もらってきた。
愛用するターンテーブル XERXES 20 XPS8 / XERXES 20 RPMにはマジで頑張ってほしい。Roksanの国内代理店も過去盤石ではなかったので、代理店ナシは本当に避けたいし、それには売れなければならないのだ。ターンテーブルもライバルが増えすぎた。円安で値段も上がってしまった。大きくは振り切れた製品か定番か安価かの三択で、Xerxes 20のような「良いまとまり」が選択されにくくなっている気がする。
一昨日スピーカーが過去20年オーディオコマーシャル的スペック重視だったと書いたが、アナログ周り(カートリッジやトーンアーム含む)が今そんな感じかと思う。もう10年経てば一回りして時代がXerxesに脚光を浴びせるかもしれないが....生き残りはそんなに甘くないだろう。