カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
Sonore opticalRendu と ultraRendu というネットワークストリーマーをコロナ期間中から使っている。
最初にSonoreにピンと来たのは、ショウでも店頭でも雑誌でもなくYouTubeだった。こんなことは初めてだ。 アプリ/ストリーミング/スペックの移り変わりが激しかったので、セットしてしまえば手を振れることもない本ジャンルに限っては、隠せるくらいの小型機器がよかったし(ラックの空がない)、高額品を長く使うよりも安価なものを買い替えていくスタイルの方がよさげに思えた。Roonにも興味があった。 その点 opticalRendu はスペック万能に近かった。受けるCH Precision C1はスペック的にMQA以外はPCMでもDSDでもどのスペックでも受け入れられるから、ストリーマーでは動じないのだ。 実際 ultraRendu は小型軽量で申し分なかった。定価20万円以下だったし、(当時は)Roonが無料で60日使えるキャンペーンもしていたからちょうどよかった。Sonoreのおかげで当時8万円くらいしたRoon導入に踏み切れたと言っても過言ではない。HPを介した設定も簡単で好みだった。 音がよくても動作不安定な機器を自分は切ってしまう。ultraRendu があまりに安定していたので、SFP入力を持つ opticalRendu も購入。20畳の室内を引き回すにはSFPの方が見た目にもケーブルの細さ的にも有利だったし、(最近ややメタルが盛り返してきたが)ノイズの遮断の意味でも光はメタルの上位互換みたいな感覚はあった。 ultraRendu はiFi audio NEO iDSD2と、 opticalRendu はCH Precision C1と組ませた。ハブについては以前記載の通りだ。 Sonoreは Sonicorbiter OS という独自OSで動いている。音にも安定動作にもこのOSが寄与しているのは間違いない。 そのOSのver.が上がったことは知っていた。実は本国サイトからデータをダウンロードすることもできるし実際やってみたのだ。完了してもネットワークから見えるver.が変わらないので?だったが、マイクロSDカードを背面に挿入しないと完結しないことは後から知った。 4月に春のヘッドホンフェアを訪れた時も、代理店のTop wingに Neo iDSD2の外部クロック同期しない問題とともにSonicorbiter OSの件を問い合わせた。その時はアップデート自体がどうにも安定せずSDカードもハズレが多いというつれない回答だった。 じゃ個人責任で個人輸入しようかと思っていたら、最近代理店サイトにSonicorbiter 2.9リリースの発表があった。リンク先の下には混乱の記載も。 Sonicorbiterの歴史の中で今までにない抜本的な更新ということもあり、SONORE本国でのローンチ当時は相当な混乱がございました。ローンチ当初からアーリーアダプターからの度重なるフィードバックを受け、改善を行ってきました。現在では、その安定性からフランスの再生ソフトウェア・Audirvanaとの相互再生認証、「Plāys with Audirvāna」を新たに取得するほどになりました。今回、満を持して日本においてもSonicorbiter2.9のリリースを行う次第です。 YouTubeにも2つの報告が挙がった。(OS編、音楽編) 自分は何でもOSを新しくしたいタイプなので、音がどうであれアップデートする。 速攻で指定のサイトから opticalRendu と ultraRendu 用の2枚のマイクロSDカードを注文した。1枚税込み送料込みで5,500円はバカ安だと思う。 背面のSDカードを取り換えるだけでアップデート完了するらしいが、自分はこの手のものを失敗しやすいので、無事を祈ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 6, 2024 10:41:39 PM
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