カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
長くオーディオマニアをしていると、癖(へき)というか流派というか経験則というか、とにかく決め事ができてくる。今回はセッティングの癖の話。 自分は、Roksan Xerxes 20 / 20 Plus のように設計が3点支持の場合を除き、同じセッティングは極力やらない。理由は音の良し悪しではなく、東日本大震災で3点支持の脆さを経験したからだ。3点支持は設置時の安定性は高いが、下からの突き上げには極端に弱いとよくわかった。教訓と言ってもいい。 それでもインシュレーターが3個しかない場合、3個使用が前提のこともある。普通は前2個後1個、またはその逆にするのが一般的だと思う。 自分は、機器の最も重い部分、多くの場合は電源トランスを中心にして、3点を配置する癖がある。要するに、三角形の面積を3等分する点、つまり三角形の重心がトランス上に来るようにインシュレーターを敷くのが基本ルール。いつからこうしているのかは覚えていないが、30年前に使っていたゴールドムンドのアンプがトランス直下にスパイクを設けていたことのインパクトが非常に大きかったのだと思う。
TA-DA5600ESは正面左側に電源トランスがあるため、左右の荷重のかかり具合が均一ではない。そのため、インシュレーターは機器のセンターには配置していない。 なんとなくやっていることは他にもたくさんある。思いついたらまた書く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 17, 2024 12:00:17 AM
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