カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
自分の使うケーブルブランドは Soulote か Fundamental だけでいいと(たぶん)Xに書いた。これは本気で、実際ACもラインもケーブルは両社製品が幅を利かせ始めている。柔らかいし安いので手に入れやすいこともある。
ただ。昔買えなかったものが、ポンと目の前に現れると欲しくなってしまう。例えば今回買ったACケーブル Ilungo(イルンゴ)animato P250 1mだ。2.5mm銀単線という仕様は、25年前にケーブル単線派だった自分を十分に刺激した。今見ると定価95,000円/mだから、特別高価なわけではない。が、当時のケーブル相場感と今とは違うし、ありていに言えば財力が違う。 animato P250はPSEマーク施行前の製品。もうこういった銀線ACケーブルが国内発売されることはない。そう今や銀線の電源ケーブルは貴重なのだ。 1mという長さは使用先が限られる。しかも2.5mm径を超える単線は固く、いかに銀線とは言え引き回しがよいと言えないから、込み入ったところには使えない。 その限られた何か所かを試してみた。銀線は音色に特徴があると言われている。当時の多くのオーディオ雑誌にもそう書いてあった。その癖を払しょくするためにはより太い線にするのがよいと言われたものだ。実際 Ilungoには4.0mm径のP400が上位ケーブルとして君臨していた。が、4.0mmでは曲がりにくすぎて機器が負けかねない。 同じ単線のACケーブルであるBelltech(ベルテック)301 1.5mが、AVアンプ Sony TA-DA5600ES に刺さっていて、試した中ではそこがanimato P250の居場所としてよさそうだ。小型スピーカー AE2 Siganture は間のGoogle TVの配置を工夫したことで見通しががぜんよくなったので、301の力強い再生から、P250のきらびやかで音場の広い再生に振ってもよかろう。単線なのでケーブル形を整えることができ、1mという長さもぴったりだった。国内アンプにつなぐ分にはアースもいらないし(P250のプラグは2P)。 では Belltech 301はどこに回すか。スイッチ Panasonic Switch-M8eG PN28080K が付属品のままだが...実は過去試した組み合わせの中では MIT Magnum AC がよかったというなかなかの贅沢っぷりだった。長さの問題もあるし、今なら結果は違うかもしれぬ。Fundamentalはもちろん、意外に Belden PS9364 とかがよかったりして。はてどうする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2024 12:00:27 AM
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