カテゴリ:旅・散歩・Jazz喫茶
自分は大学時代、体育会バスケットボール部に所属していた。それも部長を務めていた。社会人になってからも会社有志のバスケットボール活動に数年間は参加していた。
当時は体が動いたが、今では見る影もなく、走ると子供達から「奇行種みたいだから止めて」と言われる始末。奇行種とは、「進撃の巨人」に出てくるアレのことだ。 そんなわけでバスケと全く縁がないわけではない。ただ、バスケを題材にしたエンタメにはなぜかハマらなかった。スラムダンクの原作もアニメも当時大流行していたのに一切手を出さなかったし、2022公開で大ヒットした映画も見ていない。 プロバスケットボールリーグが発足した際も、ニュースとしては認識していたが、積極的に観戦に行こうとは思わなかった。地元つくばに「つくばロボッツ」があった頃は、地元の祭りでも選手と触れ合う機会があり、少し興味を持ったこともあった。しかし、経営が変わり本拠地が水戸に移動して茨城ロボッツとなってからは、すっかり興味を失ってしまった。 この一年、バスケットボールの試合を観たのはパリオリンピックくらいだろうか。 そんな折、12月中旬に会社で「今日の代々木第一体育館のBリーグのチケットが余った」と突然誘われた。代々木第一体育館といえば原宿だが、もう10年以上足を運んでいない。ただならば、プロバスケットボールリーグ=Bリーグの観戦も悪くない。即お誘いに応じることにした。 試合は アルバルク東京 vs. 三遠ネオフェニックス。ランキング的には好カードらしいが、正直、両チームとも知らない。しかも席はベンチ裏。かなりの高額チケットらしい。 代々木第一体育館はそこそこの収容人数だと思っていたが、驚いたことにこの試合には9,400人もの観客が集まっていた。人気チームだからかもしれないが、これが今のバスケットボールか。これは千葉ロッテマリーンズの平日ホームゲームの観客数より多いのではないか。 ![]() 生で見る試合はとてもエキサイティングで面白かった。これは完全にプロの仕事だ。しかも会場演出が派手だった。 バスケットボールは屋内競技なので気温の心配がいらないし、コートが狭いぶん選手が近い(これはバレーや大相撲にも通じる)。展開がスピーディーで点の取り合いになる。さらに時間制なので終了時間が読める上、ハーフタイムショーなどの演出も充実している。観戦向きの工夫が随所にあると感じた。 試合はネット中継していたが、ベンチ裏の席だから映らないだろうと思っていた。しかし野球のバックネット裏と同じで、タイムのたびに観客が映るそうだ。そもそも会場が屋外球技より狭いので、カメラに捉えられる機会も多いらしい。出社したら「すごい何度も映ってました」と言われた。 非常に楽しい経験だった。実は息子も今、バスケ部に所属している。一度、彼を連れてB League観戦させてあげたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 6, 2025 09:37:18 AM
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