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January 15, 2025
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>取り外されたPHLユニット4本は、今はAE2 Signatureのリア
>スピーカーとして活躍中で、全く無駄になっていない。

ん4本? ​フランスPHL社​からの輸入は6本だから2本余っている。いや実はうち1本は私の不注意で、ドライバーでコーンに穴を開けてしまった(自作派あるあるか)。ペーパーコーンだから修理は可能だが、休ませることにした。

残り1本のPHL 1060の使い方について、実は以前からモノラル再生が面白そうだと考えていた。
このオーディオルーム Audio Barnでは、大型スピーカー Rushmoreでステレオ再生、小型スピーカー AE2 Signatureでステレオ再生とサラウンド(4.1ch)ができる。そうなると、次の興味はモノラル再生だった。それに子どもたちが大きくなれば夜に音を出す機会も減る。静かにモノラル再生を楽しむのは趣味としてよさそうだ。

サラウンド再生時、自分の背後に配置しているサブウーハーは、​オーディオ・フィジック(Audio Physic)​のLunaだ。これも​気づけば15年近く我が家にある​。このLunaは、今でもアコースティックな音楽再生において抜群の性能を発揮する。元々、小型スピーカーで有名なBrilon 1.0と組み合わせる設計だから、その実力は折り紙付きだ。ただし映画の重低音や打ち込み音楽にはバタついてしまい、今の重低音が再生できるサブウーハーではない。しかし佇まいが良く、目立たないデザインが気に入っているので、自分のシステムにはよく馴染んでいる。

そんな幅260mmのLunaに合わせ、そして高さ625mmのLunaをそのままスタンド代わりに使い、バックロードホーン(BH)形式のスピーカーを仕立てたくなった。なにせ6C33C-Bアンプの出力が0.7Wでは高能率スピーカーが必須だから、ペーパーコーンの高能率ユニットを合わせるとちょうど良いのではないか。長岡派でスーパースワンが今でも実家にある自分としては、BH形式のスピーカーはこの家でも使ってみたかった。BHは製作が大変だが、モノラル用なら1本で済むので手間も半分だ。

とはいえ、PHL 1060は強力なマグネットを持つわけではなく、BH向きのユニットとは言い難い。だが、ホーンロード設計次第で音は出る。以前作ったPHL 1060を使った共鳴管式も設計は適当だったが、きちんと音が出た。今回も、ソースをiPhone経由のサブスク音源にする想定なので、イコライジングで調整すれば対応可能だろう。

コロナ禍に図面を引き、エンクロージャーにはホーンロードを稼ぐためにやや薄めの15mmシナ合板を採用した。切断や穴あけは近所のDIY店に依頼し、製作と塗装は庭で行った。組み立て後のサイズは260×330×430mm。開口は40 → 50 → 65 → 80 → 105mmと広くしたが、ホーンロード長は1.5mも確保できなかったから低音は伸びないだろう。同様に高域も伸びないとは思うが、ツイーターも付けずにシングル一発で行きたい。小音量再生が大前提だから双方とも問題はない。それに上記の通り我慢できなければ、イコライザーでいいのだ。

出来上がりは写真の通り。久々の工作にしてはよくできたと思う。






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Last updated  January 19, 2025 11:54:48 AM


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