カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
![]() 6C33C-Bステレオ・ヘッドホンアンプには、iPhone 15 Pro Maxからamazonで購入した安価な中華製Bluetoothレシーバーを経由してライン接続した。アンプの音量はフルボリュームにし、iPhone側で調整したほうが使い勝手が良い。スピーカー接続は疑似モノラル。モノラルからステレオに変換する人はいるだろうが、その逆はあまりいないのではないか。 フランスPHL社の1060を用いたバックロードホーンの音は想像の通り、高能率のスピーカーは開放的でいい。聴きに行かずにスピーカー側から耳に流れ込む。頭を空っぽにできる。不思議なもので、夜間に小音量で音の海に沈むには、サラウンドかモノラルかどちらかが心地よいらしい。スペックを追い求めるばかりがオーディオではなくTPOに合わせたニーズがあるし、興味(今回はバックロードホーン:BH方式)に勝るものもなかろう。 再生はTIDALで探すモノラル音源が一番よく、やはり古いJAZZが似合う。ラジオ Radikoもいける。心配していた音量は、BGMとして十分だった。イコライジングなしでも十分実用になっていた。 皮肉なことに、ヘッドホンやイヤホン用に作られた、昨今の全く録音のイケてないポップスも、モノラルBHだと聴ける。AE2 SignatureやRushmoreでは再生が苦しくなる曲でも気にならない。 冒頭に記した通り、6C33C-Bは発熱が凄いため使用期間は限られる。2025年の冬は寒い日が多く、部屋にこもる時間も長いため、6C33C-Bステレオ・ヘッドホンアンプは大活躍だ。モノラルスピーカーの再生音もそうだが、球に入った灯は焚き火を見ると気持ちが落ち着く感覚に似ている。 (肝心のヘッドホンアンプとして、最近は使っていない。有線ヘッドホンがないという本末転倒な状況もある。愛用していた SONY MDR-1000X は息子が使用中。) これらの話、以前もどこかで書いた。X(Twitter)かもしれないし、Blogで二重に書いているかもしれないが、お許しいただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 17, 2025 12:00:31 AM
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