カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
昨年夏に CAMELOT TECHNOLOGY(キャメロット・テクノロジー) TAP-6 を購入したと書いた。
この30年弱前の古い電源タップ、使ってみたらとても良い。最近の8万円クラスの電源タップを借りてしばらく比べてみたが、プラグの嵌合も含めて全く引けを取らない。重さも大きさもデザインもよい。というか(TAP-6はクリーニングも消磁もしたけれど)再生音も含めてTAP-6の完勝だった。 そうなると CAMELOT TECHNOLOGY の有名なもう一台、TAP-3も気になってきた。HUBBELL製のノイズ対策一体成型3Pコンセント使用(らしい)の3口のパワータップだ。1990年代末の自分にとっては、当時4万円を超える高額タップは手が出なかったし、3口では足らないのでさほど興味もわかなかったが、今の環境ならばちょうどよい。 そんなTAP-6もTAP-3も数売れたのだろう、中古の値段は落ち着いていて相場はずっと2万円台。出品数も多い。自分もすぐに見つけることができた。 ![]() TAP-3は大きさが W70 × H60 × D300mm、公称1kgと3口にしてはがっしりとしている。1kgあれば、重かったり硬かったりするACケーブルでもひっくり返ることもあるまい。CAMELOTの言うノイズ対策が何かは知らないが、例によって端子クリーニングと消磁をして、セットした。 CH Precision C1 DACコントローラーには背面にアースコネクターがあり、デジタル/アナログ/共通と、アースの落とし方を選べる。この設定によって、音が微妙に変わる。それでもC1+X1の接地アースを取りたくて、実際にそのようなセッティングをしていた時期もあった。我が家は建築時にコンセントにこだわり、室内配線を贅沢し、アース棒を打ち込んで接地も行っているから。建築金額の高さに、10万円単位の出費が誤差感覚になったからこそできたのだな。 久しぶりに我が家の最高額商品群C1+X1に対して、最大限の配慮をしたくなった。現在はその地位をプリアンプAyre K-1Xeがその座を占めていて、それは中心だし間違ってもいないのだが、K-1Xeはアースが浮いているため電源ケーブルは2Pでもいいのだ。 そのセッティングに戻すには、ACケーブルの長さを考慮し、電源タップ TAP-3を介した方が無理がない。Soulnote X-3の2Pプラグを含め、一つのタップから給電する方法を試してみたい。 実は結果はすでによかったのだが、C1+X1のACケーブルが2mとちょっと長い。短い方が収まりがいいので、市場に少ない1mものを探そうかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 25, 2025 12:00:24 AM
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