カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
6C33C-Bヘッドホンアンプと自作バックロードホーンスピーカーによるモノラル再生について3回にわたって書いた。
>再生はTIDALで探すモノラル音源が一番よく、やはり古いJAZZが >似合う。ラジオ Radikoもいける。心配していた音量は、BGMと >して十分だった。イコライジングなしでも十分実用になっていた。 6C33C-Bアンプに13cm口径のバックロードホーンの組み合わせはサイズ的に大きいといえ、基本的に小さい音で流しているから、小型ラジオで聴いているような感覚だ。だから耳が勝手に補正をし、イコライジングはいらない。 ただし今やアプリがイコライザー機能を積むので、dB/Hzの設定は昔に比べて極めて簡単になった。 そちらの機能を常時ONにすれば、それはそれでよい。 自分は音楽ライブラリ管理と高音質再生を両立できる再生ソフトウェアとして、数年前からRoonを愛用している。手持ちのリッピングやダウンロードした音楽データの管理はもちろん、ストリーミングサービス(うちはTIDAL)との連携や、RoonReady認証を受けたネットワークオーディオ機器(うちはsonoreの各機)ともスムーズに接続。今ではデジタル再生には欠かせないソフトウェア/アプリだ。 そんなRoonが2022年9月に最新バージョン2.0を発表したのがRoon ARCという機能。これは携帯電話から自分のライブラリにアクセスする機能で、リッピングやダウンロードした音源がある人ほど便利だと思う。RoonもRoon ARCも双方iPhoneアプリがある。 室内で使う時はiPhoneはWi-Fiをつかんでいるから、どちらを使ってもよいのだが、何となくイコライジングをプリセットしているRoon ARCを使うことが多い。設定画面は下の通り。dB/Hzの設定は0.1dB/1Hz単位で行えるのに、極めて簡単だ。イヤホン用、リビング用、Apple CarPlay用、今回のバックロードホーン用など各種のセットができる。 ![]() スピーカーのホーンロードの長さが短いため低域が足らないことは最初からわかっていたため、補うのならばそこだろう。聴く時間帯とBGM用途もあって、ローシェルフにして低域を+12dBまで極端に持ち上げ、64Hz以上はダラ下がりにしている。いい意味で何かしながら聞ける音。 しかしこれだけ便利になると、スピーカーデザインだけ凝って、特性は購入者に全てを委ねるのはアリだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 1, 2025 12:00:23 AM
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