カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
好きな例えでもないが、俗に「オーディオは電源の音を聴いている」ともいう。それだけオーディオは電源に気を遣え、電源が大事だという比喩だ。
自分もオーディオルーム以外の家の中のあらゆるところ(例えば冷蔵庫とか、リビングのTV周りとか、ONUやWi-FiルーターやPCなどなど)に電源トランスを仕込んでいたりするし、オーディオルームには5つのトランスと2台の電源コンディショナー/クリーン電源があったりする。 確かに電源説はそれっぽい。しかし食べているものが人の性格や成績にはならないし(昔はそういう学説もあった)、ガソリンが車の性能を左右するわけでもない。トランスを噛ませた冷蔵庫は冷えがよくなるだろうか。なりはしない。全てはオーディオ趣味の特別視に過ぎぬ。 と、悪態をついたところで、自分は既にその船に(そして自ら)乗っている。 仮にオーディオが電源の音を聴いているのであれば、好きな味の電源にすれば良いのではないか。 自分は甘いものが好きで、甘味なら"粒あん"が好みなのだ。粒あんならば、あんぱんでも大福でも金鍔でもよい。 では電源の粒あんはなんだ? 好みはあって、最高位は60Hzだ。 自分が60Hz至上であることは、Blogに何度も、10年以上前から書いてきた。関東に住んでいればそれはなかなか叶わないから、光城のクリーン電源で60Hz化している。 家庭用の配電盤から供給している小規模のシステム(Acoustic Energy AE2 Signature、Sony TA-DA5600ES、Pass Laboratories Aleph 3、Oppo BDP-105等)はクリーン電源給電の60Hz駆動。一時期はCH Precision C1 + X1も60Hz化していたものの、現在はC1の接地を重視して 、Ayre K-1Xeのみ給電だ。最もここら辺は来月になったら変えているかもしれない。 Pass Laboratories Rushmoreを含めたメインシステムの全面60Hz化は、さすがに難しい。 製品なら、最近の粒あんネタ、それは CAMELOT TECHNOLOGY の電源タップ TAP-3とTAP-6だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 15, 2025 12:00:11 AM
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