カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
東日本大震災でリアスピーカーは倒れ、サラウンドシステムはバラさざるを得なくなった。壊れてはいなかったものの、心情的に片付けたのは、今考えてもやむを得ない。
理由は簡単で、2種のリアスピーカーは低面積が小さく、背が高く、重心が上にあったからだ。サラウンドスピーカーが壁付け天井吊りだったら、その後のオーディオスタイルも変わっていたかもしれない。 今はPass Laboratories Rushioreはステレオ再生のみだ。そしてソフトによってサラウンド感が出るように、というかそれを優先項目にして調整している。 では今は SACDやDVD audio、あるいは配信のmulti ch(マルチ・チャンネル)をスピーカー再生ではどうしているのか。それはAcoustic Energy AE2 Signature + Sony TA-DA5600ES (+フロント用 Pass Laboratories Aleph 3)+ Oppo BDP-105 + α で 4.1chを組んでいるのだ。 それについてBlog内を検索しても記載が見つけれれないのは、Blog休止中にシステムを組んだからかもしれない。AE2Signatureが復活するということに書いたくらいか。 リアはPass Labs Rushmore用に取り寄せたPHL audio製ペーパーコーンのユニットをそのまま用い、既製品BOXに入れて使っている。これは密閉箱なのだが、端子パネルを外して半バスレフ(?)にしている。「リアに低音はいらない」は少し正しいと思うが、6.5inch口径にしては箱が小さすぎて、あまりにて音が出なかったためだ。 リアの駆動はTA-DA5600ESで。 そんなものがAE2 Signatureと音的につながるのかというと、なんとかなる。少なからず違和感はなく聴ける。そもそもAVアンプには自動音場調整機能が備わっているから、そこまでシビアになる必要はないのだろう。それにLR別スピーカーで聴く人はいないからスピーカーを揃えたくなるわけだが、所詮フロント2chの能力(うちの場合はAE2 Signature)に90%支配されると言うのが自分の今までの経験からくる結論だ。もっとも、本当に何とかなっているかは、リアもAcoustic Energyにしてみるしかない(が、今は国内代理店はない)。 オフ会の時は別だが、普段はステレオでもモノラルでも何でも「擬似サラウンド化/バーチャル・サラウンド化」が心地よい。これAVアンプならではの機能だが、もっと評価されていいと思う。当然だがリアからも音は出て、それで小音量でも満たされるから、夜間むけ、集合住宅向け、対家族向けだ。2010年発売で新しいとは言えないTA-DA5600ESですら、心地よい。 声高にAVアンプとステレオ音源の擬似サラウンド化を薦めるのは、逸品館しか知らない(例えばYoutubeはこちら)。意見に同調するところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 4, 2025 09:24:57 AM
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