|
テーマ:介護・看護・喪失(5579)
カテゴリ:その他
さて、経緯をまとめるにしても何から書いたものか。
父親は結局 今、介護老人保健施設、通称 老健にいる。 前回7月に経緯を書いた時、公的介護保険サービスによる介護保険施設として、
7月上旬の段階で、父親の症状、独居、家の設備(段差とか階段とか)、年齢から、在宅復帰は困難と結論づけた。施設対応が必要であると考えた。 父親はリハビリにより身体の方は驚くほど改善し、階段は介助なしには不可なものの、段差のない平地であれば数十mは自立歩行できるようになっていた。片麻痺MMT(徒手筋力テスト):下肢4、上肢4、BRS(ブルンストローム・ステージ)は下肢Ⅳ、上肢Ⅴと、だいぶ頑張ったのではなかろうか。何せ91歳とは思えないほどやる気がある。 一方で頭の方 、MMSE(Mini-Mental State Examination)は21点と境界領域の下限にあり、中等度認知症に差しかかる状態だった。一般的に、記憶、見当識(時間や場所の把握)、計算、注意、言語などに明確な障害が見られるとされる。 FIM(Functional Independence Measure)は認知 小計13点(満点は35点)と、こちらは入院期間中、ずっと変わることはなかった。MMSEとFIMに矛盾はないと思われた。 FIMの中でも、社会認識の3項は大いに問題があった。自分が話しても、コミュニケーションは取れるが、話が支離滅裂で、妄想や記憶違いが非常に多く、こちらのストレスが溜まった。しかも病院スタッフ曰く、この年齢の男性にしては極めて口数が多いのだそう。この頃から、スタッフに対して暴言も吐くようになり、鎮静剤も処方されていた。 FIM社会認識の"問題解決"は「新しい・予期せぬ状況に対して適切に対応できるか」を示す指標で、これが7点満点の1点。つまりは指示を理解できず、常に全面的な介助が必要なレベルだった。 "社会的交流"は「他者との関わりや感情コントロール、社会的行動の適切さを評価する」指標で、2点。ほとんどの場面で不適切な反応や混乱があり、常時介入が必要。感情が不安定で、怒り・興奮・不安・拒否が頻発だった。それが暴言にも繋がるのだろう。 "記憶"も2点。「日常生活の中で必要な情報を保持・想起・活用できるか」については、直前の出来事もほぼ保持できず、常時介助・誘導が必要。スタッフの顔や名前を一部しか認識できず、施設内での場所や時間、手順を覚えられなかった。 つまり具体的には、こういう人を相手にすると思ってもらえればよい。
というか、身内に厳しいのは自覚している。第三者なら、もっと割り切れて、優しく接することができよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 18, 2025 10:01:34 PM
[その他] カテゴリの最新記事
|
|