ジュニアNISAという、2023年で終了した未成年者向けの非課税投資制度があった。2024年以降はこの制度を引き継いだ新規投資はできないが、2023年末までに開設した口座は、子どもが18歳になるまで非課税で運用が継続できる。
うちの二人の子どもにも口座を開設し、運用は自分が代理で行った。
親のお金を子ども達の銀行口座や証券口座に移してしまえば、それは完全に子どもの資産であり、親といえど勝手に引き落とすことはできない。
(これ、施設と老健にいる両親の介護で本当に困っている点でもある。クレジットカードもキャッシュカードも持たない両親は、病院の支払いですら現金が必要で、それを親の口座から自由に下ろせないのだ。詐欺防止や遺産の横領対策としては当然なのだが。)
だからジュニアNISAの運用は慎重になった。正直、自分のいい加減なNISAよりはるかに真剣だった。さすがにマイナスはまずい。
そのためノーマルなS&P500や、趣味ではない日経225のファンド、さらには自分のためには買わないようなハイリスク商品(ん?)まで分けて買っていた。一部積立投資もしていた。今見ると投資先はだいぶ米国寄りだし重なっているので、リスク分散にはなっていない。しかも絶対損できないと思っていた割には、けっこうハイリスク・ハイリターンだ。当時その商品を買いたかったのかもな。
そして、コロナを挟んだ強気相場という運が味方した。
2025年の10月現在、評価金額とトータルリターンから計算した上昇率は+99.40%で約2倍。年率(CAGR)は約4.7年で15.9%だった。素人の組んだ投資信託パターンとしては優秀と思う。しかもNISA口座のため、そこで得た利益や配当金・分配金にかかる税金は0%と非課税である。
投資信託は長期保有の方が複利が効いて有利だ。それでも、(元金も運用も自分だが)子ども自身の口座で、自身の学費をまかなえるほどの評価額になったのはよかった。自分も60歳近いので、もちろんこれから先も下落のリスクはあるものの、親としても18歳以降の学費の心配が薄れたのは気楽だ(ジュニアNISAは基本的に18歳まで下ろせないから)。年下の息子は手堅いけど増えにくい学資保険にも入っているので、さらに手厚い。
ついでに書くと、ジュニアNISAでは個別株も買っていた。銘柄は配当狙いの地元スーパーと家電量販店、配当狙いの半導体、商社、食品などなど。姉弟の銘柄は一部違う。
今となっては、数千円マイナスのスーパーを除けば、他はすべてダブルバガー以上だった。ある程度は本人に選ばせたのもよかった。ビギナーズラックかもしれないが、それが100万円単位の差を生んだのだ。勘は大事だな。
しかしなぜこの運用成績が自分の口座では達成できないのだ?