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テーマ:介護・看護・喪失(5597)
カテゴリ:その他
> この先何年生きるかは常識的に考えるしかないが、二人で
> 最大60万円/月の出費は覚悟した(実際その通りになっている)。 先日両親の介護を、介護トピックス2025としてまとめたが、なぜ約60万円/月もかかるのか、なぜこんなに施設関連費が高額なのか?という話がないと誤解を生む。いや、生んだところでこの日記は個人用なので、別にいいのだが。 <理由1> 二人が要介護4と要介護5だから そもそも要介護度は"お金の等級"ではなく、「使える介護保険の量(上限)」を決める指標のこと。 これがわかりにくいが、在宅介護では、要介護度が高いほど介護保険の支給限度額が増え、利用できるサービス量や時間が手厚くなる。一方、施設入居でも介護保険は使われるが、家賃や食費など生活費は保険対象外のため、総額としては高くなりやすい。 だから、限界まで在宅介護を選ぶ方も多いのだと思う。自分たち兄弟は同居しておらず、個々の生活もあったので、早々に在宅介護は諦めた。こちらの生活が成り立たない。 うちは実家の資産と年金収入から逆算して、5年+1年は行ける金額(5年×12ヶ月×60万円=3,600万円)を考えた。両親の資産は両親が使い切ればよい。5年にもそれなりに理由はあって、施設を見学で回った際、前金の償却期間がどこも5-6年であり、そういうものだと教えられた。要介護4認定の人の平均余命とか、90代脳梗塞患者の余命調査とか、国や学会の疫学調査も参考になった。 <理由2> 特養ではないから 介護はピンキリなので何とも言えないが、お高い施設を見ればキリはない。だから形式方式は問わず、金額から逆算して施設選定するケースは多い。 母は潔癖でネガティブで注文が多かったので特養が叶わず、父は脳機能障害相まって特養面談で暴れて入居の意思なしと判断されてしまった。母は介護付き有料老人ホームの個室、父は老健の4人部屋である。 <理由3> 横浜だから 地域による介護相場の違いは知らなかった。同一運営グループ施設でも(全て同じではないにせよ)自分の住む茨城と横浜では相場が3〜8万円/月は違う。東京23区内とか横浜市とか、本当に高額である。 というか居住地域の特養に入居できなければ、他の形態の施設に入居せざるを得ないわけで、ここにも需要と供給の金銭バランスがあるのだ。23区南側からあぶれた人は横浜へ、横浜であぶれた人は相模原や町田へ、という流れがあると下見先で聞いた。 厚生労働省の令和7年度調査に基づくと2025年4月1日時点で、特養の総待機者数は全国に約22.5万人。それでも2022年度調査比で約5.1万人減少しているそうだ。 <理由4> 3割負担だから 75祭以上の後期高齢者の医療費負担割合は、所得に応じて1割、2割、3割に区分される。3割負担は「現役並み所得者」(課税所得145万円以上など)に該当する人で、2023年度の統計では全体の約7%(約142万人)である。 歳をとって入金力があるのは幸せだが、本人が扱えなくなると、ちょっとした悲劇となる。これ世帯収入なので、医療費薬剤費は父も母も3割負担なのだ。医療費は毎月のこと、これから先ずっと、そして薬剤が減ることはないのだから。 その所得の割に現金がないのは、一体何に使ってきたのだ? 結局こういうことが累積すると、二人合わせて、約60万円になる。現役並み所得者扱いとはいえ、当然年金収入でこれを補えるはずもなく、毎月貯金の切り崩しなのだ。 そんな父親は回復が脅威的だ。老健コメントでも(90歳代の男性の前提で)異例なくらいよく喋るし、食事が足らない、リハビリの負荷が軽すぎるなどと注文をつけるそう。他者とのコミュニケーションは取れている? でも面会時の会話だと、思いついたことを話しているだけで、頭のリハビリが進んだ印象はない。 ただ、体がこんな感じだと来年は要介護5ではなく、要介護4、下手したら (?) 要介護3の認定かもしれない。そうすると自宅に帰ると言いだすだろう。倒れる前と同様に、一人暮らしできることに疑問を持っていないから。また、老健は外出できないのに、母に会うと言いだすだろう。体だけ回復して頭が追いつかない(当人の認識がない)のは、2026年すぐに想定される問題だ。 母は頭の回転は年齢なりとして、負のオーラ全開のネガティブかまってちゃんトークに付き合わされるのも、それはそれでしんどい。文句は言うけどやる気はないので、父とは逆に体は衰えるばかりだから。 大晦日も、自分は父母のための事務対応をしている。弟は誰も住まない実家で確定申告準備だ。 やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 1, 2026 01:59:25 AM
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