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December 31, 2025
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カテゴリ:その他
> この先何年生きるかは常識的に考えるしかないが、二人で
> 最大60万円/月の出費は覚悟した(実際その通りになっている)。

先日両親の介護を、​介護トピックス2025としてまとめた​が、なぜ約60万円/月もかかるのか、なぜこんなに施設関連費が高額なのか?という話がないと誤解を生む。いや、生んだところでこの日記は個人用なので、別にいいのだが。

<理由1> 二人が要介護4と要介護5だから

そもそも要介護度は"お金の等級"ではなく、「使える介護保険の量(上限)」を決める指標のこと。
これがわかりにくいが、在宅介護では、要介護度が高いほど介護保険の支給限度額が増え、利用できるサービス量や時間が手厚くなる。一方、施設入居でも介護保険は使われるが、家賃や食費など生活費は保険対象外のため、総額としては高くなりやすい。
だから、限界まで在宅介護を選ぶ方も多いのだと思う。自分たち兄弟は同居しておらず、個々の生活もあったので、早々に在宅介護は諦めた。こちらの生活が成り立たない。
うちは実家の資産と年金収入から逆算して、5年+1年は行ける金額(5年×12ヶ月×60万円=3,600万円)を考えた。両親の資産は両親が使い切ればよい。5年にもそれなりに理由はあって、施設を見学で回った際、前金の償却期間がどこも5-6年であり、そういうものだと教えられた。要介護4認定の人の平均余命とか、90代脳梗塞患者の余命調査とか、国や学会の疫学調査も参考になった。

<理由2> 特養ではないから

介護はピンキリなので何とも言えないが、お高い施設を見ればキリはない。だから形式方式は問わず、金額から逆算して施設選定するケースは多い。
母は潔癖でネガティブで注文が多かったので特養が叶わず、父は脳機能障害相まって特養面談で暴れて​入居の意思なしと判断されて​しまった。母は介護付き有料老人ホームの個室、父は老健の4人部屋である。

<理由3> 横浜だから

地域による介護相場の違いは知らなかった。同一運営グループ施設でも(全て同じではないにせよ)自分の住む茨城と横浜では相場が3〜8万円/月は違う。東京23区内とか横浜市とか、本当に高額である。
というか居住地域の特養に入居できなければ、他の形態の施設に入居せざるを得ないわけで、ここにも需要と供給の金銭バランスがあるのだ。23区南側からあぶれた人は横浜へ、横浜であぶれた人は相模原や町田へ、という流れがあると下見先で聞いた。
厚生労働省の令和7年度調査に基づくと2025年4月1日時点で、特養の総待機者数は全国に約22.5万人。それでも2022年度調査比で約5.1万人減少しているそうだ。

<理由4> 3割負担だから

75祭以上の後期高齢者の医療費負担割合は、所得に応じて1割、2割、3割に区分される。3割負担は「現役並み所得者」(課税所得145万円以上など)に該当する人で、2023年度の統計では全体の約7%(約142万人)である。
歳をとって入金力があるのは幸せだが、本人が扱えなくなると、ちょっとした悲劇となる。これ世帯収入なので、医療費薬剤費は父も母も3割負担なのだ。医療費は毎月のこと、これから先ずっと、そして薬剤が減ることはないのだから。
その所得の割に現金がないのは、一体何に使ってきたのだ?


結局こういうことが累積すると、二人合わせて、約60万円になる。現役並み所得者扱いとはいえ、当然年金収入でこれを補えるはずもなく、毎月貯金の切り崩しなのだ。


そんな父親は回復が脅威的だ。老健コメントでも(90歳代の男性の前提で)異例なくらいよく喋るし、食事が足らない、リハビリの負荷が軽すぎるなどと注文をつけるそう。他者とのコミュニケーションは取れている? でも面会時の会話だと、思いついたことを話しているだけで、頭のリハビリが進んだ印象はない。
ただ、体がこんな感じだと来年は要介護5ではなく、要介護4、下手したら (?) 要介護3の認定かもしれない。そうすると自宅に帰ると言いだすだろう。倒れる前と同様に、一人暮らしできることに疑問を持っていないから。また、老健は外出できないのに、​母に会うと言いだす​だろう。体だけ回復して​頭が追いつかない(当人の認識がない)​のは、2026年すぐに想定される問題だ。
母は頭の回転は年齢なりとして、負のオーラ全開のネガティブかまってちゃんトークに付き合わされるのも、それはそれでしんどい。文句は言うけどやる気はないので、父とは逆に体は衰えるばかりだから。


大晦日も、自分は父母のための事務対応をしている。弟は誰も住まない実家で確定申告準備だ。
やれやれ。





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Last updated  January 1, 2026 01:59:25 AM
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