りそなグループは25日、偽造キャッシュカードによる不正引き出しへの対策を発表した。被害にあった顧客に対しては、顧客に責任がないと判断すれば補償に応じる。社内基準に照らして被害状況を調査し、弁護士などとも協議して責任の有無を判断する。同グループによると2003年10月以降、被害補償の要請は数十件あり、基準に照らして対応するとしている。
さらに携帯電話を使ってロックを解除しないと現金が引き出せないサービスを10月をメドに導入する。携帯電話でインターネットや専用応答ダイヤルに接続し、会員番号とパスワードを入力しないと、キャッシュカードだけでは引き出せない仕組み。りそな銀行と埼玉りそな銀行で先行導入する。
連続して多額の現金を引き出すなど異常な取引を検知し、預金者に知らせるサービスも06年度上半期中に導入する。
支払限度額、振込限度額も引き下げる。りそな、埼玉りそな、奈良の3行は、3月14日から1日の支払限度額と1回の振込限度額を500万円から200万円に下げる。
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Last updated
2005年02月25日 20時51分51秒
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