古書窟揚羽堂 ~ 古本屋残酷物語

2006/02/23(木)19:16

版元、来たる!

しあわせ(54)

今日は版元・わらべさんが昼過ぎにカメラと三脚を携えてやってきた。 本の表紙写真を撮影する為である。 撮影は昼飯を食べてからにしましょう、と近所の蕎麦屋に行く途中、天才【月の輪書林】さんの話になる。 わらべさんは月の輪先輩の事務所の中に入った事が無い、という。 それはイカン。天才の仕事場は天才オーラと機能美に溢れていてカッコイイし、私やわらべさんのような、店舗を持たない古本屋なら、いい刺激を受ける事、間違い無いので、一度見ておいた方がいい。ウシ!行こう! と、私の事務所じゃないのに、ご案内する。 天才は目録の原稿書きの途中だったが、我々観光客を快く迎えて下さり、 その上、お蕎麦屋さんまでお付き合いしてくれた。 昼に飲むスーパードライは午後をけだるくさせる。 その後、撮影。 もの哀しい当店の外観を数枚。 ゴミ屋敷のような事務所内を数枚。 仕事してるように見せかけた所、数枚。(作務衣、持ってくりゃよかった) さて、原稿の締め切り期限まで、もう一ヶ月を切ってしまった。 頑張ろう。 そういえば、先日の日記で愚息がトイレで初糞した、と書いたら、 わらべさんがお祝いにコレをくれた。 [異説 糞尿譚]。 これによると、太閤秀吉が晩年に催したお茶会で、淀君のゆばりを茶碗に入れて、大名一同、まわし飲みしたらしい。う~む、夢のあるイイ話だ。 夕刻、【ソフビクルーザー・コスモナイトα(アルファ)】のY先輩より電話。 色々と忙しい春のようだ。

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