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『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

UNSURPASSED MASTERS VOL.4

『アガルタ通信』UNSURPASSED MASTERS VOL.4
1998年8月30日 @ Gクレフ
参加メンバー:濱 雅寛g、山田 賢g、西村伸雄tp、河合伸哉ss.ts中村健b、三輪雅樹ds、

*この頃は10月に江別の『ども』でライブをやるというのが決定している頃で、完全にそれに向けてのリハーサルという感じである。が、8月30日の最初はGのブルースを延々とやっている。ウォーミング・アップのつもりか?山田gは普通のブルースをやっても変態である。ゲヘヘ~という笑いと共にブルースが終わる。2曲目は『CodeM.D』濱gは未だジョン・スコのコピーから抜け出ていない。テーマがやや不安定だが、かなり曲に慣れてきている感じで各自のソロも長い。3曲目『Speak』はもうほとんどライブ本番のテープと同じテンションで演奏している。この曲は2回演奏するが、山田gは1回目ディストーション・ギター、2回目クリーン・トーンでの演奏と色々試しているが、俺はクリーン・トーンのソロの方が好き。西村tpはエフェクターかかりすぎて音の輪郭がぼやけている。一瞬アガルタのレコードの感じになる時があるが、これは格好良い!俺の振るシェイカーもなかなか好い感じを出してきている。『Maysha』のテーマは河合がテナーで吹くことになった。ボサノバ・タッチで好い感じだ。だたソロの時、指がパラパラ動き過ぎるのでフレーズが散漫な感じになる。このあとの西村tpのワウワウは未だ未消化。最後のリハ曲は『SpanishKey』だ。これはもうほとんど完成に近い演奏。リハなのに25分も演奏している。三輪dsも本気で叩く。全体のグルーブも今聴いても良いと思う。『山田フレーズ』が各ソロのあとに入るのはやりすぎと終わってから三輪dsが言い、濱それに賛同する。今回のリハーサルは実にまじめで、笑える部分はほとんど無い。残念。


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