う~ん。いいアイテムです♪
KOKIA∞AKIKO~balance~
KOKIA
定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 3,045
人気ランキング: 430位
おすすめ度:
発売日: 2009-03-18
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 在庫あり。
素晴らしい!
コキアの音楽には、いつもながら驚かされる。聞けば聞くほど良さが伝わってくる。いつまでも素晴らしい音楽を提供して下さい。
芸術的な音楽
毎回アルバムの発表ごとに新たな驚きをみせてくれる歌手だが、今回もそれは健在だった。特に道化、Usaghi、ゲマトリア、星屑のヴォカリーズは、ポップスでここまでしっかり「声」を出せる歌手はいないのではないかと思う。
高貴な曲が多いが、気取った印象を全くみせないところが素晴らしい。
今後も大きな期待を持てる。
すこしづつ
KOKIAの方向性は、今まで歩んできた道から微妙にずれてきている。
KOKIAのやりたい事に向かっているのか、それとも無意識のうちにずれてきているのかはわからないが、進み方がしっかりとしていて、自信に満ちているようにも見えるので間違った方向に向かってるわけではなさそうだ。
歌詞にしてもサウンドにしてもすごく壮大なこの作品は、まるで神様が人々を導いているような不思議な感覚にさせる。
しかし、いままでのKOKIAのイメージは「身近」「親しみやすい」「共感できる」。
今回の作品とは大きくかけ離れている。
以前からこの様な楽曲がチラホラ見受けられたが、今作でこんなにゴリ押ししてくるということは、確実に彼女の伝えたいことが変化してきたのだろう。
みなさんは「歌声」や「歌詞」のレビューをされている方が多いようなので、自分はサウンドについて思ったことを書いてみる。
独立してからのコンセプトアルバム等でも感じていたことだが、KOKIAのサウンドのこだわりには本当に頭が下がる。
とくに今回はもともとのアコースティックなサウンドにさらに透明感が増している。しかも何曲かは壮大であるにもかかわらず非常にシンプル。プレイの抑揚、強弱だけで非常にエモーショナルな空気をつくっているし、やはりなによりKOKIAの声がなんの拒絶反応もなくサウンドとまざりあっている。
メロディに関しては言いたいことがある。
時折1コーラスの最後や中間メロディが安易なものに偏っているものがある。
使い古されたメロディにはなんの面白みもないし輝きもないので、できればさらにもっと練ってほしかった。
音楽のジャンルのなかでポップスというのはジャズやクラシックのように進化をしないジャンルとは違う。ジャズ、クラシックのように進化をしないことの美しさではなく、ポップとして新しいメロディラインの開発をしてほしい。
KOKIAの楽曲は歌の鮮明さとサウンド、コーラスの完成度で薄れがちだが、メロディがとてもベタ。
これは初期からそうだが、サウンドや歌詞だけでなく、せっかく素晴らしい声をもっているのだからメロディにももっと練り上げられたものが欲しいとおもう。