2007/11/30(金)09:38
野菜はがん予防に役立たない?
がん予防「野菜の効果」は限定的 英の研究基金が報告書:朝日新聞11月24日
WHOのがん予防15か条には野菜を1日400グラムは取るべしと書いてあるし、国立がんセンターの12か条には野菜とは書いていないが、食物繊維を摂取しましょうとあって、一般のがん患者は肉の替わりに野菜を取ろう、果物を取ろうと心がけている。
人参のベータカロテンとか、トマトのリコピンなども抗酸化作用があってがん予防にいいといわれているから、野菜や果物、とりわけ人参にトマトは何とか毎日でも食べようと努力しているところ。
朝は、退院してから毎日人参やトマトやりんごやキャベツを入れたジュースを作って飲んでいるのに、母集団の大きな調査であんまり関係ないといわれてしまうとなんとなくがっかり。
ただ、今回の調査で肥満はがんによくないという推計が出ているから、野菜をたくさん食べて太らないようにするのは悪くないみたいだ。
WHOもがんセンターもがん予防のために特定の品目をあげているわけではなく、全体にバランスよく生活することが大切だといっている。 例外はタバコで、これだけはやめるべきだとはっきり言っている。お酒は少量なら問題なく、神経質になる必要もなさそうだ。
がんは遺伝子のコピーミスが原因で体の細胞が統制を失い本来のものとはまったく別物がその場所で大きくなるのだから、やはり予防としては最初のコピーミスをできるだけ減らす努力をするのがいいのだろう。
素人にはなにが有効かはよくわからないが、ウサギの耳に何回もコールタールを塗って刺激しがんを発生させるように、特定の過度な刺激を繰り返さないことが大切だろう。 あと、遺伝的なものもあるようなので、ここはどうしようもなさそうだ。
ぼくも最初に胃がんと診断されたときX医師に聞いてみたが、よくわからないといっていた。ただ、お酒をたくさん飲んでおられたようだから、そういうものの積み重ねかもしれませんともコメントしていた。
いよいよ抗がん剤TS-1の6クールもあと1週間。いまのところこれといって副作用はないが、昨日あたりからちょっと食欲が減退している。いつもの、抗がん剤的味覚がよみがえっていて、しょうゆや砂糖がおいしくなくなってきた。
何とか12月6日まで持ちこたえられそうではあるが。
減胃庵では、がんに関する情報を集めたホームページ「cancerwatch」を開設しています。ご関心のある方は一度ご覧ください。