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テーマ:がんとつきあう(104)
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週の初めに病院へ行って、超音波検査。
これは、予約制なので、30分で済む。 検査が10分、前後の手続きが20分。 検査も、おなかの真ん中、肝臓側、横腹、膵臓側と、均一で機械的にエコーをあてるだけだったので、たぶん何もないだろうと推測。 なにしろ検査技師の女性(美人)は、無愛想が原則。 個室で二人きりになって、こっちは上半身裸でベッドに寝てるので、何となく嫌な雰囲気。 手を上げて。横を向いて。起き上がって。 最低限の指示以外の余計なおしゃべりはご法度のよう。 3日後、X医師の診断。 この日はこの病院にしては異常な混みようで、「3時間待ちの3分診察」を地で行く。 「エコーはなんともないです。」と言って、念のため血液検査を見ると、「あれっ。またマーカーがあがってますねぇ。」とX医師自身驚いたように言う。 CEAは1.2で問題なしだが、CA19-9が9.8と前より3.8もあがっている。 「どうしてかな?」と言って考え込むX医師。 「この前の熱。気管支炎なんて言ってたけど、どうかなぁ。」と言いながら、レントゲン写真をアップ。 「きれいですね。これは気管支炎じゃない。」 「すると、もしかして胆のうのほうかも。」 「手術をすると、神経を切るので、胆汁のコントロールができなくなり、鬱滞するんですね。その状態で感染すると高熱が出ます。胆のう炎になるとマーカーがこれくらい上がるんですよ。」 「エコーはなんともないから、(ガンとかは)大丈夫ですしね。」 「こうしましょう。まぁあんまり気にしないこと。つぎは、普通通り12月に検査しましょう。もしどうしても気になるようでしたら1ヶ月後でも結構ですよ。」 と提案。 僕は、エコーが何ともない、疑いもなさそうだという診断にすがって、12月でいいですと答える。おおかたの人はこう答えるのでは? というわけで、多少不透明なところはあるが、いちおう合格。 転移したら、走れなくなりますよ、というX医師の最初のご託宣を信じて、過ごすことにする。 減胃庵では、がんに関する情報を集めたホームページ「cancerwatch」を開設しています。ご関心のある方は一度ご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.05 13:37:21
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