2008/09/28(日)20:03
白鵬の言葉
白鵬、幕の内最高優勝。
2場所連続、通算8回目の優勝です。
この人はモンゴルから来た人とは思えないような、正統派の相撲をとる人だなあと
思っていたのですけれど。奥さん日本人だし。あ、関係ない?
今回の優勝インタビューを聞いて、その思いを強くしました。
「(最近の相撲界には)いろいろなことがあったので、(横綱の自分が)一生懸命
やらねばいけないという気持ちで臨んだ場所でした。
これからも懸命に稽古をして、相撲道に励みます」
いや、もう、モロ感動しました。
様々な事件があり、危機とも言われている今の相撲界を奮い立たせてくれるのは
この人かもしれないなあ…と。
朝青龍は、もちろん強い力士ですけれども(今場所は途中休場で残念でしたが)、
なんというか、「瞬発力で勝負」型、ですよね。
だから、身体のどこかが負傷していると、直接、勝負に影響するのではと
思うのです。
白鵬の場合は、どんなスタイルでもどんな相手でも、柔軟に戦える
という力士(と、北の富士がおっしゃっておられた)。
うーん、「型」がない、とも言えるのかな?
でも、あらゆる取組に対応できるというのは、相撲を永くとるためには
とても大切なこと。(魁皇もこのタイプかな)
日本人力士が頑張って欲しいという気持ちはありますけれど、
白鵬、この人の、横綱としての意識には素晴らしいものがあると思いました。
もはや、相撲界が誇る、堂々たる横綱です。
11月の九州場所でも、3連続優勝を目指し、健闘して欲しいものです!