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カテゴリ:日々の出来事
皆さんはご覧になっただろうか。2011年12月10日、昨日の皆既月食。 よく晴れていたおかげで、月の変化を肉眼でしっかり観察することができた。実に神秘的であり、宇宙のスペクタクルというか、ロマンというか…筆舌に尽くしがたい。 会社を出たのがちょうど22時半頃。すでに月は皆既直前で、月は右側部分があと1センチほど(笑)残っていた。三日月と異なり、陰になっている部分の輪郭が、赤く、丸く、薄いがしっかりと見えている。まるで皮部分を少し頭に乗っけた「むかご」みたい。栗にも似ているかな。 駅までの道を、上を向いて歩く。電車に乗り、乗り換え駅まで着いたところで23時15分頃だったか。外へ出て、皆既を待つこと、十数分。月は、たまごボーロみたい。赤いからイクラにも似てるかも。 全体的に赤く、僅かに右下部分の明度が高いという状態から、少しずつ左下方向が明るくなってきて、23時45分頃には左下部分の明るさが、ほんのり増してきた。まるでカスタードプリンを少しずつ斜めにしているみたい。食べ物ばかりだなっ 再び電車に乗り、自宅最寄り駅で下り、すぐに空を見上げると、すでに左側が煌々と明るく、その明るさのため隠れている部分の輪郭は夜空に溶け込み、見えなくなっていた。はやいなあ。月も地球も、ものすごいスピードで動いている…。 月は地球の周りを回り、地球は太陽の周りを回っている。そして、今見ているこの光は、数秒前に月から放たれた光。天文学者たちはそれら全てを考慮に入れた上で、皆既月食となる正確な時間を算出するわけだよなあ。 考えているうちに、我が目も回ってくる感覚に襲われた。なんというスケールのデカさだろう?私ってちっぽけな存在だよなあ。日々何か困ったり悩んだりしていることなど、どーでもよくなってきた。 というわけで、足がかじかんで感覚がなくなるわ、首は痛いわで、大変な夜であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年12月11日 21時57分41秒
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