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あぐらンジュブログ

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UDON展

映画「UDON」ロケ地巡礼から、続いてUDON展編。

●UDON展「松井家の居間」
●UDON展「松井うどん店」
●UDON展「製麺所」
●UDON展「TJ Sanuki編集室」
●UDON展「Captain UDONコスチューム等」
●UDON展「屋外のフォトロケーション」


香川のテーマパーク内で松井製麺所ロケセットの室内等が公開された。
ニューレオマワールド特設「UDON展」2007年1月8日までの限定公開。

●UDON展 in ニューレオマワールド

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ニューレオマワールドのエントランス。
ユニバーサル・スタジオが完成する前に閉鎖された過去を持つ。
現在、エリアを分け、地元リピーター獲得目指して再建中。

ニューレオマワールドへ着いた時は雨天だったため、
ご覧のように人がいない。

otakaramura

入ってすぐのショップエリアは「四国お宝村」という無料ゾーンだが、
当然「UDON展」は有料の「おもちゃ王国」内にある(笑)

●UDON展会場「松井製麺所」

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目的は「UDON展」なので、入園券のみ買って「おもちゃ王国」へ。
展示場入口の両脇にUDON太郎(正式名称不明)
たぶん映画内で行われていたイベントのマスコットキャラだったと思う。
そのイベント会場で
香助(ユースケ)と鈴木庄介(トータス松本)は
「バンザイ」を歌うシーンがあるのだが、
メイキングでユースケはその時、デュオのことを
「リュックサックスで~す」と自己紹介している(笑)

●松井家の居間

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入ってすぐに出迎えてくれるのは製麺所でなく「松井家の居間」
実際、撮影に使われた小物達が展示してあるとの説明文。
映画において居間は香助の姉夫婦、
藤元万里(鈴木京香)・藤元良一(小日向文世)のシーンが印象に残る。
そんな「良一が万里の肩を揉むシーン」の写真も展示してあった。


●松井うどん店(松井製麺所ロケセット内部)

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テーブルの上には「松井うどん店」と書いてあるけど松井製麺所の一部。
(映画ではラスト、姉夫婦が製麺を継ぎ「松井うどん」と改名した)
奥に事務机もあれば、スープを煮出す鍋(缶?)もあったりする。
また、中古を拾って来たかのような統一性のないテーブルが、
本物っぽい「讃岐の製麺所らしさ」を醸し出している。

下方に飾られている写真パネルは、
藤元万里(鈴木京香)がテーブルに座って
香助(ユースケ)の作ったうどんを味見するシーンと、
在りし日の父親がスープを椀にすくっているシーンのようだ。

matsui_udon3

その業務用スープ鍋(寸胴鍋)とガスコンロのアップ。
ということは・・・、
このガス栓は外の「亀山石油」LPGへ繋がっていたと思われる。

手ぬぐいには「松井製麺所」の文字がプリントしてある。
セット内は様々な小物で埋め尽くされており、
メモ書き等、生活感を出す演出も施され、細部へのこだわりが感じられる。

matsui_udon2

右手奥には麺を茹でる大釜がある。
薪で焚く火力の強い釜という事になるだろうか?
映画で子供が覗き込んでいたのは、この釜に近い窓だったと思う。

鍋も釜も流しも、全て使い込んだような古さを感じさせる。
小道具類に関しては実際に中古を使用したようにも見えるが、
絵的に程よい使用感を得る事は意外と難しい。
ほとんどの小物は美術さんが汚したのではないかと思われる。


●製麺所部分(松井製麺所ロケセット内部)

seimenjo1

松井製麺所部分。
香助の父、松井拓富(木場勝己)がうどんを打っていた製麺所。
右下のパネルは、うどんを計るシーン。
この計りは台の中央にある。
小汚い製麺所でも、さすがに台だけは清潔(笑)

ひっそり孤独で寡黙に、という演出効果をあげるためだろうか?
映画でもこの部屋は薄暗い洞窟のようだった。

seimenjo2

製麺所の隅っこは、このようになっていた。
香助の父、拓富をモデルにした絵が多数飾られている。
当初、香助が子供の頃に描いた絵と思っていたが、
実は小学校の子供達が拓富に感謝して描いたものだという。
そして、これは香助がうどん造りに挑戦する動機の一つになっていた。

また、この写真では解りにくいが、
小麦粉の袋にカエルキャラのシンボルが中央にある。
本広ワールドにはお約束の、あの緑カエルが(笑)

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逆側の隅はうどん店と繋がっているため、釜が見える。
麺打ち台の下に電熱ヒーターまで置かれているのは細かい。

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ズームインした画像。
松井製麺所は小学校等へ麺を卸していたため、
カレンダーが各所にかけられている。

4月14日に印がしてあるのは映画のまんまで、
実は、その印が映画のラストでとても重要な意味を持つことになる。

ここで見逃せないのは「うどん太郎」のウチワと、
あの「ギンギン」のウチワ。
これらは映画内のイベント「うどんフェスティバル」で配られていたようだ。


●TJ Sanuki編集室

TJ_sanuki

松井製麺所の他にTJ sanuki編集室の一部も再現されていた。
映画で編集室は、あまり印象に残っていないため、
これを見ても特に感動無いのだが(笑)

shosuke

向かいのデスクにも旧型iMacが置いてあるけど、
実際、編集にはMacが多く使われていると聞く。
と言っても、映画ではタワー型が置いてあった気がする・・・。

メイキングでは、
これに似たヘルメットを被った鈴木庄介(トータス松本)が
高価そうな自転車で松井製麺所を視察に訪れていた。
だから見学時、これは「庄介のデスク」と勝手に勘違いしてしまったのだが、
実際は広告代理店「讃岐広告社」の営業だった・・・。
要潤は走り屋だし、映画でのサイクラーが誰だったか記憶にない(汗)
やはり片桐仁(ラーメンズ)か?

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こちらは、宮川恭子(小西真奈美)のデスクだと思われる。
よく見たら例のトコトコCaptain UDONトイが置いてある。
映画では夜中に仕事していた恭子がキャプテンUDONの幻を見た後、
このオモチャがトコトコと歩み寄って来た。

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これは壁にかけられたホワイトボードのアップ。
上部に「麺通団に決定!」と書いてある。
麺通団に決定した時に香助(ユースケ)が先導して合唱された
あの「麺通団♪麺通団♪」応援歌はユースケの即興。
メイキングではそれが撮影時、延々と続けられた様子を紹介していた(笑)

そしてここにはギンギン・うどん太郎に加え、
緑カエルの新日讃ウチワまで!
UDONで緑カエルは新日讃製粉(もちろん架空)のマスコットとして扱われている。


●Captain UDONコスチューム等展示。

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実際に使用されたという衣裳達も展示されていた。
やはり眼を引くのはキャプテンUDONのコスチューム。
映画では何も思わず見ていたのだが、
胸のエンブレムとかゴーグルとか「U」をあしらってたのだと今気づいた。
肩から生えてる棒は、抜いて武器として使う設定。
たぶんコレは、うどんを捏ねる棒をイメージした物だと思う。

パネルの写真を見ても解るが、
右から二番目のコートは松井香助(ユースケ)が
ニューヨークから帰って来た時に着ていたもの。
ちなみにニューヨークでクラブを門前払いされたシーンから既に着ていた。

あきらかに、真ん中は松井拓富(木場勝己)の衣裳だし、
左の衣裳は宮川恭子(小西真奈美)のものと思われる。
解説文にある名前末尾の「子」を写真で微かに確認できるから(笑)

しかし、右端のスーツが鈴木庄助(トータス松本)のものか否かは
覚えてないし、解説が写ってないから定かでない(汗)
(ちなみにトータス松本は意外と小柄なので当りだと思う)

udon_taxi

会場には写真右のショーケースが置かれ、
映画で使われたタウン誌「TJ sanuki」等が飾られていた。
向こう側には写真左の「うどんタクシー天井のオブジェ」を展示。
これ売ってたら、欲しいと思ったかもしれない(笑)

●土産物の販売

display

写真左は土産物の販売コーナー。
UDONのカップ麺は一時期スーパー等でも見かけた。
また、この奥に讃岐うどん店が設置され、食事可能となっていた。

写真右は会場内にあったディスプレイだが
「記念撮影用に」という事だろう。
この展示会場そのものを「松井製麺所」と銘打っていることが解る。


●展示場屋外のフォトロケーション等

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屋外には松井製麺所&讃岐富士&宮池の大パノラマ写真があった。
ちょっとした団体記念写真が撮れるようになっている。
手前の自転車は、香助(ユースケ)が子供時代に
父親の拓富(木場勝己)と土手を歩いていた時のものか?

●TJ Sanuki表紙フォトロケーション

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TJ Sanukiの表紙に成り切るフォトロケーションもあった。
その表紙見本は左下側に小さく見えている。
「こんな感じでいかがですか?」という事だろう。
近くに座れる場所があり、うどん食事スペースのようになっていた。
なので、食べながらついでに写真を撮るのが王道(笑)
ちなみに実際の表紙は麦なのに、この写真は稲らしい(汗)

●Captain UDONポスター

cap_udon_poster

そして雨に濡れたCaptain UDONのポスター。
この日は天気が悪かったため水滴がついて程よいシズル感が出ている(笑)
物は香助がニューヨークへ再び旅立った後のポスターという事になる?
ところで、
Captain UDONがUDONを食べるという行為は「味見」と考えるべきか、
それともただ「無類のUDON好き」なのか?


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