|
カテゴリ:邦画
日本の特撮映画は、ほとんどがB級映画ですよね。
その多くがツッコミどころ満載なのが、また面白いとも言えます。 怪獣モノなんか、基本的に理屈じゃないですよね。 今度はどんな建造物が破壊されるか。 それだけでワクワクします。 ガメラが復活しますけど、 今度は完全にお子様向けのようです orz 結局、子供に受けなきゃグッズの売上げも伸びない、 という事でしょうか。 ゴジラの後期は、ハム太郎のオマケだったとか(笑) 客層も家族連れに重点を置かねばならないのでしょう。 思えば、平成ガメラは レギオンとか、ストーリー的にも中々面白かったです。 絵的にもガンバッてましたし。 実は根強いファンが平成ガメラにはいて、 新ガメラは、彼らを裏切ることになるでしょう。 それでも興行的に成功すれば、報われますが・・・。 今、日本映画全体は盛り返してますよね。 なのに、伝統の特撮系は迷走してるような気がしてなりません。 CG技術の発達で質の良い絵が輩出されるようになりましたが、 中身を良く練って欲しいものです。 でもB級でイイのです。足りないのはノリです。 切るべき所をバッサリ切らない作品が日本映画には多い気がします。 例えば、実写版デビルマン。 キャラ出し過ぎ。 ていうか逆に、なぜカイムを削ったと言いたい。 削るポイントを間違ってると思う。 カイムを描くとCGシーンの予算が膨らんでしまうから、 デビルマン誕生からシレーヌ戦までで、一つの作品にすべきだったのでは? 一作に全て詰め込んだおかげでカイムが切られちまったぁ。 最も胸にグッと来るエピソードだったのにガッカリだよ。 そりゃ、詰め込むんだったらカイムは切られるさ(泣) カイムはシレーヌを際立たせる、本流と関係無いエピソードだからねぇ。 明と了の対決に焦点を絞るには余計なものだよ。 だったらマジ、 シレーヌ編で一本作って欲しかった。 デビルマンって、愛憎がテーマになってますよね。 シレーヌ編のカイム絡みで見せた愛憎劇の美しさは、 本来かかせないものだったのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.02 16:46:50
[邦画] カテゴリの最新記事
|