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テーマ:TVで観た映画(3885)
カテゴリ:邦画
知り合いに薦められてチェックしました。
「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」(2001) 日本映画専門chにて。 前にオダギリジョー主演で放送したテレビドラマを観ましたが、 面白かったので映画も期待していました。 思考が周囲に伝播してしまう先天性R型脳梁変成症、通称サトラレ。 その極めて稀な症状を抱えた主人公:里見健一の物語。 佐藤マコト原作、本広克行監督、安藤政信主演。 既に地上波でも放映済みなので今さらかもしれませんが・・・。 サトラレは例外無く天才だという所がポイント。 だから政府は、 サトラレが普通に生活する中で社会貢献できるよう保護する。 自身がそれであると気づかせぬよう手を尽くしながら・・・。 そのドタバタが面白い。 同時にその努力の源が、サトラレのためではなく、 彼らに能力を発揮してもらおうという、 国家をあげての利己主義である点が痛い。 サトラレのように特異な人物が現実に存在したら・・・。 そんな、ある種のシミュレーションが展開する。 全て告知してしまう事になるからサトラレは医者にむいてない。 なのに主人公は医者を目指す、という設定の妙。 本広監督の演出はアニメ的で面白い。 安藤政信が祖母を執刀した後で泣く演技の素晴らしさ・・・。 とにかく手術のシーンからはボロボロ泣ける。 サトラレとサマータイムマシン・ブルースを観てしまったら、 同じ本広監督による最新作「UDON」には、 上記二作を合わせたような出来をついつい期待してしまう。 UDON観たくなってきたぁ~。 で、観たらきっと食べたくなるんだろうなぁ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.25 13:19:27
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