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カテゴリ:GMO・遺伝子組み換え作物
北海道大学遠友学舎で 遺伝子組み換え作物(GMO)を考える道民円卓会議が開催された。
![]() この数年、数年間北海道では遺伝子組み換え作物の栽培をめぐってたくさんの議論がおこなわれてきた。最初のころはちょうど食の安全条例を作る前で、遺伝子組み換えにかかわらず北海道の食の安全はどうあるべきか・・・を話し合う会合があった。 私も出席したのだけど、あたかもGMOだけが未来の食・農業であるような推進論者と対立する反対する団体のまったくすれ違いの討論に終わるのではないかと心配になり、話の方向を作る発言をしたことを思い出す。 あれからもう5年?かな。 千歳でも何回か開催した小フォーラムは道東や道北・道央のいくつかの街で開催され、知識を深めながら双方の対話を続けてきた。 本当に冷静に推進する立場の研究者・慎重派の研究者、農業者も消費者も加工業者も双方の立場の人を交えて課題をを洗い出すところまで来た。 きちんと話し合うと、お互いの立場や食の置かれている現状がよくわかってくるものだ。 もうすでに輸入大豆はGMでも手に入りにくくなっているそうだ。 一方、国が有機農業の法律を作ったが、実際の有機農業に関する技術研究はほとんど行われていない。「金を出す企業がいないから?」と言う笑えない現状がある。 その点GMOは金につながると思うからか、ずいぶん研究機関があるものだ。 交雑距離にしても地形とかその年の気温、風速などからも大きく影響があるので基準距離を これと決めてしまうのは一概に言えない。 現在商業栽培されている(大豆・ビート・小麦・コーン他)だけがGMOではない。 理解を深めなくてはわからないことばかりである。 今回はいくつかの課題を整理し、つぎの大円団フォーラムへの問題提起をするための会議だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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