あ・はぁのえいご生活メモ

2009/09/12(土)16:54

我が家と英検:どうしよう。

子供たちに学ぶ(113)

英検の申し込みの締め切りが近付いている。 前回の2級の受験で、わからない単語が多すぎて手が出ない。量が多くなっていて 途中で息切れする。など全く歯が立たないことがわかったので、まずは語彙の強化から、、と色々作戦を立ててやってきた。 が、 達成率は、15%といったところ。 家庭の事情というかあまりにいろいろなことがおこりすぎて、母のすべき準備がいい加減だったり、やってるときに付き添ってやれていないというのが大きな理由だと思う。 そこで先日、 ジョージくんと最近英検の話をした。 英検の勉強をしたわけでなく、英検を受けたいと思った理由とか、これからどうするの?とか、今まで英検をやってた時に起こった事件のことなどの話。 そしてこんなことも。 友人のお子さん(バイリンガル)で高2の女の子が、前回の2級を受けていて合格したと聞いた。大学で推薦(OA入試)を狙うために準1か、できれば1級まではとっておこうということらしい。 彼女はいわゆる成績優秀なお子さんではないが、英語だけは飛びぬけてすごいのだ。彼女は生後3か月で日本に来た。最初の数年は母親は日本語ができないし、外にもあまり出ていなかったので、幼児期は英語中心で育ったのだと思う。(田舎暮らしで、まわりの親族は英語なんて全くできないからふつうににほんごの環境もあったが)小中高は普通の公立。普通に日本の教育を受けてきたので、特別な英語教育は受けてこなかった。 母親がネイティブといっても、話す内容は知れている。それじゃぁ、どうしてそんなになったのか? 彼女の語学力を支えているのは読書だという。今やネイティブの母親より語彙が豊かで、状況に的確な表現ができるという。日本語がかなり劣っているように言われたこともあるが、こちらも高校生にしたら十分すぎるぐらいの表現力。会話をすると大人っぽくも思える。 高校では交換留学生がくるたびに世話役件通訳をすること(はめ)になり、最初は嫌だっかが その楽しさがわかり始めたころに進路の選択が、、。 国際関係などの学部に入り通訳を目指したいのだそうだ。 いま話が進んでいる大学は関西でもトップクラスにはいっている。そこを目指して幼児のころからお勉強している人もいるぐらいのところだ。 そのような大学に特技を生かして入学できる道があると先生が勧めてくださっているようだ。 学校としてもその大学への進学は名誉なこと。そういうこともあるのだろう、全面的にバックアップしてくださってるような印象がある。(母である友人は、I have no idea状態) 英検も家庭では何もしなかったらしい。(めっちゃうらやましい) 本人に聞くと学校で数回過去問のようなものをやったと言うが、何かを暗記したとかいうことは、なかったらしい。 筆記の問題は、難しいとは感じなかったがかなり微妙だったという。 読めるのだが答えを選べと言われるとどれだろうと迷うことは結構あったらしい。 単語も結構高度だったですよ。なんて言ってた。(ジョージくんが受けたなんてすごいと言ってくれた。) 得点は知らないが無難に1次通過をし、2次へ。そちらは、ほぼネイティブの彼女(高校生としてはかなりのほほ~んだけど)には、これでいいの?と思うぐらい簡単だったらしい。 友人である母親は、本人がそう思ってもトンチンカンなこと言ってるかもと心配してたが、 本人の言葉どうり高得点で合格した。 その話が出た時にジョージくんは一緒に聞いていたので、あのMちゃんの英検だけど、 どう思った?、、高2でも遅くないんだよって言うつもりで、感想を言わせたら、 やっぱり2級か、、と思った。 「英語ができる」と自分自身が思えるためには2級になりたい、2級が普通(それぐらいないとだめ)という考えはまだ持ってると言った。意外だった。 そして「小学校のうちに2級を習得する。」というのが夢だから、中1の春にとるのはだめなのだとも。変にこだわってる。 気持ちがそうなら、そのように動けばいいのだけれど、 課題を与えても見張っていないと実行しない。多少強く強制しようとも。 言い過ぎると切れるし。チャーリーも、ジョージもなにを考えてんだか。 実際母親にとっては英検なんてどうでもいいのだ。私の楽しい「えいご生活」には邪魔なものとさえ思えてくる。あぁ、めんどくさい。本当にめんどくさい。 子どもより自分が頑張らなければならないような状況になるのはよくわからない。 そんなことを、 2級の問題集を見せながら愚痴っていると、友人は本当によくやるよと苦笑いをした。 自分の娘がこういう問題を解いたのか、、。私でも100点取れないかも。我が子はこういう世界を通って行かなくちゃだめなのね。もう大人でよかった。受けろって言われても受けたくない。なんて言いながら、問題集をパラパラーッと見ただけでおいた。 ネイティブから見て「え??」という語感のものもあるようだ。日本の英語教育の進度を図るテストだからね。ということでお互い納得。別の話題に移った。 友人に話してみて、母の気持ちは抑えられなくなった。 だらだらてきとうにごまかしながらやるのは嫌だ。(何としてでも押し上げてやりたいけれど、時期が悪すぎる。それぐらい今は相手してやれない。) 母は、ジョージくんがもういいわ。といえばさっさと撤退するつもり。 「夢」を応援したいので、最後まで喘ぎつつも進める気ではいるけれど、 それでも、ある程度のところにラインはひかなくてはならないと思っている。 英検を受けたいといってるのは、母ではなくジョージくんなのだ。 そこをはっきりさせようと話をした。(かなりひどい態度なので) だから、 9月のがんばりの様子(姿勢)を見る。 25日に過去問を解いてみてある程度の点が取れなかった場合は受験は見送る。 (冬は日程が合わないので、ここで夢が破れる) ジョージくんといろいろ話し、そのような結論で納得させた。 ここ数日見てると、あの話はなんだったんだ?という状態。 あと、2週間弱。やってはみます。 もう、結果は見えてると言えば見えてるけど、最後までやってみます。 といいつつ、 チャーリー君は3年生の秋か冬、ピーチは高校になったら(来年)なら挑戦してみてもいいというので、ジョージくんも別に急ぐこともないなぁと思ってるのが、ばればれかも。 母のテンションはかなり低いです。 追記: 上記友人のお子さんの合格、 また別の進学系中高一貫私学では、授業でも触れつつ定期的に英検を受けさせていて、高1で準2が目標。友人のお子さんは、すでにクリアしてたので2級を受けたが不合格。(学校ではサポートなし)でも2年の春までには学校のサポートがつくので合格するだろうということ。 中学で英語ダメダメ少女。高1-2で1年留学帰国後に、推薦入試のため初英検で2級習得。 ある時期になったら学校もサポートしてくれるし、本人も気軽に取れるのなら いま無理しなくてもいいか、、。ぼちぼち行ってもいつかは取れるでしょ。 と先ゆく人たちを見てると思ったりする母です。 でもでも、 資格を取らしたいというより、2級に受かるぐらいの実力がつくと、ジョージくんは自分から英語のサイトを調べたり気軽にいろんなことができるようになるのかもなぁ。本人も楽しいだろうな。とも思うので、 受けなくても具体的な目標として「2級になりたい」と思わせておきたいと思う。 (別に小学校のうちに取れなくてもいいのよね。母的には。でもまぁ、夢とか何とか言ってるので、日程は無理で受験はできなくても、冬あたりにその辺の世界が見えてくるといいかな。家庭内模試でいちおうクリアってのでもいいと思う。夢達成!!ということで。) とにかくあきらめずに前には進んでいこうと思っています。

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