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2017年03月29日
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カテゴリ:小説すばる2017年
小説すばる 2017年4月号

蝶のゆくへ 第九回 葉室麟

女は貧ではまともに生きられない。
りょうが対面した一葉は美しく、
やや疲れた様子をしていた。

(小説すばるより転載)

前回のつづき、樋口一葉とのエピソード。

樋口一葉に会いに行く星りょう。
明治女学校の校長・巌本の妻・若松賤子の
訳した英詩を樋口一葉に見せるが、
樋口一葉の反応は薄い。

話がかみ合わずに、傷心で樋口一葉の元を去る
星りょう・・・。

明治女学校で(恐らく両親のお金で)
勉学に励む星りょうと、
金を稼ぐために小説を書く樋口一葉では
人生の見つめ方が根底から違いますよね。

その後は、樋口一葉の最後までが描かれます。

貧困の中、肺結核で死去する樋口一葉は、
無念だったでしょうねえ・・・。

明治の頃は、早世する人は多かったのでしょう。
歴史に「たら」「れば」はないのですけど、
もっと長生きしていたら・・・、
と思わずにはいられませんでした。






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最終更新日  2017年04月03日 22時12分18秒


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