三つ子の活字中毒百までか?

2023/09/25(月)20:23

機龍警察 狼眼殺手 月村了衛

日本語本(198)

機龍警察 狼眼殺手 月村了衛 内容(「BOOK」データベースより) 経産省とフォン・コーポレーションが進める 日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。 特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが 何者かによって関係者が次々と殺害されていく。 謎の暗殺者に翻弄される警察庁。 だが事態はさらに別の様相を呈し始める。 追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは― 生々しいまでに今という時代を反映する 究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。 機龍警察の第五弾は、 何と龍機兵を封印という 唖然とする展開になりました。 龍機兵が登場しないなんて、 パトレイバーの劇場版第三作のような感じです。 その分、警察小説の色合いが濃くなって、 収賄、殺人の捜査がモジュラー的に描かれます。 また、人間ドラマもてんこ盛りで描かれます。 これまでは1作品でほぼ1人のドラマが書かれていましたが、 今回はほぼ全員にスポットが当てられて、 それぞれ大活躍です。 ファンとしては物凄く楽しめる展開ですが、 欠点は、 この作品を初めて読む人は、 背景が全くわからず、半分も楽しめないのでは? と思います・・・。 これもご多分に漏れず、とても長い物語ですが、 余りにも面白いのであっという間に読んでしまいます。 感動で打ち震えました。 次は白骨街道だ!

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