2024/04/30(火)21:10
給水塔から見た虹は 第三回 窪美澄(小説すばる2024年5月号)
小説すばる 2024年5月号
給水塔から見た虹は 第三回 窪美澄
娘・桐乃との心の距離をはがゆく思う里穂。
パートと日本語教室の掛け持ちで慌しい日々の中、
中学生時代の「ある記憶」に思いを馳せるが・・・。
(小説すばるより転載)
余りにも忙しい日々を送る里穂の
過去が語られます。
なるほどねえ。
これが里穂を駆り立てる原因なんですね。
反抗期の娘と心が通じないことに
悩んでいる里穂。
もどかしいですが、これは仕方の無いことでは?
と思ってしまいます。
それにしても、辛い物語です。
読むのがしんどい。
いずれ救いが現れるのですかね?