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カテゴリ:息子のこと
昨日の続きです。
ここまでのあらすじは2月19日の日記を見てね。 中一息子【た】をさんざん煽ってはみたものの、 実際に体当たりされた私、その力に怯んでしまった。 思わずコケそうになる。 でもこっちも力いっぱい応じた。 <<負けるもんか>> 押し合い…親子相撲のようなバトルが始まった。 …でもホント、力じゃ勝てないよ。 ヤツもそれに気づいたらしい、手加減してくれてるぞ。 「【た】、悔しいんでしょ?その気持ち、勉強にむけなよ。」 私を押す【た】の力が抜けていくのがわかる。 「【た】はこんなに力があるんだよ。その力はいいことに使おうよ。」 気づくとふたりとも泣いていた。 肩で息をしながらしばし見つめ合う。 お互い発散して少し冷静になった。 【た】は体格のわりに暴力を好まない子だった。 それはそれでいいことなんだけどケンカも知らない大人に育てたくなかった。 だから、そんな【た】少し心配していた。 いつもゴキゲンで楽しそうにしている子だけど いざというとき力が出せるのかと気になっていたの。 でもちゃんと闘争心もあるじゃん。 今日は安心したよ。 そのことを素直に伝えた。 「大きくなっちゃって…。もう、力じゃ【た】には勝てないよ。」 【た】も素直に聞いてくれてる。 「でもさ、もっと気持ちも強くなんなきゃね。」 【た】は無言でうなづく。 「ヒトにはみんな日向と日陰があるんだよ。だからWの日陰の部分を見ちゃっただけなんだよ。 【た】もヒトには日陰の部分を見せないようにすればいい。」 元気づけてみた。 つけっぱなしになってるテレビには摩邪が出ていた。 「お母さんは、気の強さなら誰にも負けない!摩邪にだって負ける気しないね!」 やっと【た】が笑った。 良かった♪ 「でも力はないからなぁ。暴力はやめてね!」 って言っておいた。 コレはホントにマジな話。 男の子は本気出すとやっぱり怖いよ~ ついでに言ってみた。 「お母さんがさ、気が強くなきゃ【た】を守ってあげられないでしょ。」 【た】は笑ってる。 「わかってるよ。反対されたのにオレを産んでくれたんだもん。強くなきゃできないことだよ。」 …知ってたんだ。 反対されて産んだなんて言ったこともない。 きっと一般論から察したのだろう。 未婚で子供を産むことへの周囲の反響。 自分の生い立ちに傷付いたこともあっただろうに理解しようとしてくれてる。 そんな息子が頼もしく愛しく思えた。 やっぱり親子っていいね。 土曜の夜、あいあいぜっと家ではこんなバトルがあり、無事に終了しました。 あとでこの話を夫にしたら、心配していた。 夫の留守中の出来事だからね、事件にならなくて良かったと思う。 暴力についてはよく話しておいたよ。 他人を殴ったりしたら傷害事件になること、本気でかかっていくのはいいことだけど やりすぎちゃいけないこと… 【た】は素直に聞いていました。 かかってこいっ! って煽っちゃった私だけど、息子の力に驚き、 二度とこんなことはないようにと反省しました。 ******************************************** 今朝はいつものおマヌケな親子の会話。 シンクの掃除をしている私に食器を下げに来た【た】。 「どこに置けばいい?」 私 「オケに入れといて!」 【た】 「オッケー!」 期末試験での健闘を祈る! 反抗期…この平穏な日々はいつまで続く!? でも第一幕はこれでオッケー牧場かな? めでたしめでたし!? 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ←よかったらクリックしてくださいね♪ ←コチラも応援お願いします♪ コメント書いていただけると嬉しいな♪ お手数お掛けしました。いつもありがとうございます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/02/20 02:46:46 PM
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